サマスタ選手 コンテスト

元実業団ソフトボール選手が美しく割れた腹筋で観客を虜にしてオーディエンス賞を受賞 五輪金のレジェンド選手とも対戦経験も【筋トレ】

7月26日(土)、埼玉県・熊谷文化創造館さくらめいとにて『サマースタイルアワード・ボディメイクカップ関東』が開催され、田邊奈那(たなべ・なな / 36)さんが女子スポーツウェア部門 一般クラスに出場し、会場の応援投票で最も票が多い人に贈られるオーディエンス賞を獲得した。

【写真】田邊奈那さんの美しく割れた腹筋

コンテスト出場選手としてだけでなく、トレーナーとしても筋トレに関わる田邊さんは、『ザ・アスリート』な形歴の持ち主だ。

「現在の職業はジムトレーナーですが、本格的なトレーニング歴は8カ月ほどです。トレーナーとして働き始めたのは2025年に入ってからで、元々は実業団でソフトボール選手として活動をしていました。五輪で金メダル獲得経験もある上野由岐子選手と対戦をしていましたね。選手としては2022年に引退をしましたが、2024年までの3年間は実業団チームでコーチを務めていました」

ソフトボールの現役時代から筋トレは身近な存在だった

ソフトボールの現役時代からトレーニングは行っていたという田邊さん。大会当日、多くの観客をあっと驚かせた腹筋美はソフトボールで培ったものだという。

「現役時代から筋トレは週3-4日の頻度で取り組んでいました。まさか自分がソフトボール以外で大会に出場することがあるなんて想像していませんでしたが、ソフトボール以外でも一から頑張る経験をしてみたいと思ったんです。年齢を重ねても頑張れる姿や頑張れるという事実を背中で見せていきたいです。腹筋も割れていますが、これは日頃の筋トレというより、ソフトボールで自然についたものですね。ある意味自分らしいポイントかもしれません」

そんな田邊さんが今大会に向けて強化したのが、肩と二の腕だ。

「肩と二の腕は、パッと見たときのイメージを大きく左右する気がしていて。というのも、ボディメイクをしている方を参考にしたとき、肩の大きい選手にかっこよさを感じたんです。どうすれば私もそのような身体になれるのかを日々考えながら、筋トレと向き合ってきました。色々な方からアドバイスをいただきましたが、プレスダウン系の種目は腕全体に効く感覚があり、特に効果を感じられました」

身体の変化を感じられるたびにモチベーションも向上していった。

「自分で考えてアクションを起こした行動(トレーニング)で得られる効果を、自分の身体を通して感じられたのは良かったですし、楽しかったです。周りの方から ”身体が変わった” と言ってもらえることは自信に変わっていきました。自分の成長をここまで体感できるのはトレーニングでしか得られない大きな魅力です!」

自分に自信をつけたい方や、大人になっても自分の成長を感じたい方はぜひトレーニングを始めてみよう。

田邊奈那さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:夏目英明

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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