11月23日(日)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールにて『サマースタイルアワード 2025 最終予選』が開催され、護守咲希(ごのかみ・さき / 27)さんがビューティーフィットネスモデル部門ショートクラスで2位に輝いた。

トレーニングジムの副店長として勤める護守さんのトレーニング歴は4年ほど。これまでも身体作りには励んできたものの、ついにこの11月、ボディコンテスト初出場を果たした。
「職業柄、周りにもボディコンテストに出場してしている方が多いので以前から興味はありました。そんなとき、数年間続けてきたトレーニングにも明確な目標がなくなり “やることがないなぁ” という感情が芽生え始めたんです。トレーナーとしての説得力を高めるためにも、”今こそ大会出場を始めるタイミングだ!” と思い、チャレンジすることにしました」
ボディメイク成功の秘訣は『プラス思考』
ステージではルーキーとは思えない堂々たるパフォーマンスを披露した護守さん。引き締まった身体作りの秘訣とは?
「減量初期は週5日の筋トレでオフもしっかり設けていましたが、大会直前2週間ともなると毎日有酸素運動と筋トレを行っていました。最終的な仕上がりを決定づけたのはこの頑張りだったかな?とも思いますが、筋トレ以外の日々の積み重ねも大切であったと振り返っています。食事においては、ストレスを溜めすぎると身体のコンディションに影響すると言われたので、制限をしながらもできるだけストレスフリーに。質素だけどオシャレに盛り付けてテンションを上げたりと、カロリーは決まっていましたが工夫をしていました。減量初期はチートデイも週1日設けていたのでリフレッシュできましたね。ご飯をたくさん食べたとしても、罪悪感を抱えるのではなく、”有酸素運動でチャラにしよう!” などプラスに変換できたのも大きいと思います」
ストレスコントロールと日々のトレーニングの成果は数字として表れた。
「1月から徐々に減量を始めたのですが、最終的に体重は10kgほど落ちました。フェイスラインもはっきりして、見た目も大きく変わったと思います。脚トレはキツイですが、一番痩せるような気がします。回数を多めにしたり、重い重量でやったりとメニューにバリエーションをもたせながら取り組みました」
自分なりのリフレッシュ方法も見つけるなど、継続的に取り組むための努力も惜しまない。
「なるべく疲労を溜めず、心も身体も健康であり続けることを意識していました。トレーニングのタイミングは朝。朝は代謝も上がっているのでボディメイクにはもってこいです。ときにはジムで有酸素運動をせず、外を歩いてみたり。静かな時間にジムへ行き、音楽を聴きながらリフレッシュしたりと、楽しむことも忘れませんでした。前向きにボディメイクを行うことがなによりも大切かもしれません」
「ボディメイクに成功したことで ”自分は変われるんだ” と前向きな気持ちになることができました」と笑顔で話す護守さんは自信と充実感に溢れていた。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:池田光咲 撮影:北岡一浩
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
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