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「丸みのあるお尻が武器」 24歳のビキニモデルが小柄でも存在感抜群でコンテスト2位

11月29日に開催された『サマースタイルアワード ROOKIE CHALLENGE CUP FINAL』で、ビキニモデル部門2位となった眞治美香(しんじ・みか/24)さん。看護師として働きながらボディメイクを続け、これまで多くの困難を乗り越えてきた。

【写真】眞治美香さんの丸みあるヒップと鍛えた肩が美しいビキニ姿

眞治美香さん

 “裏切られた悔しさ”から始まった5年 看護師として働きながら強くなるまで

眞治さんが筋トレを始めたのは大学2年生の頃。きっかけは、当時の彼氏に裏切られた経験だ。

「本当に悔しくて、どうしても見返したくて筋トレを始めました。でも今は全然違います。筋トレを通していろんな出会いがあって、始めてよかったと心から思っています」

今年7月には『ROOKIE CHALLENGE CUP 大阪予選』でビキニモデル3冠(部門優勝+オーバーオール優勝)を達成し、悲願のプロカードを獲得した。悔しさをエネルギーに変え続けてきた5年間は、確かな成長そのものだ。

しかし今回のルーキー戦は2位。「1位を狙ってたので悔しいです」と率直に語る。

普段は看護師として働く眞治さん。勤務先はICUと脳外科が合わさった混合病棟で、夜勤も多い。不規則な生活の中での減量と仕上げは並大抵のことではない。

「夜勤明けはむくみが出やすくて、食欲も乱れやすいです。でもトレーナーが私の生活に合わせて食事を組んでくれて。日勤の前後や夜勤の前など、筋トレ時間も工夫しながら続けました」

筋トレによる内面の変化も大きいという。

「すぐ落ち込む性格だったんですけど、筋トレを始めてから“なんとかなるやろ”と思えるようになりました。メンタルも強くなりましたね」

 武器は“丸みあるお尻と肩” 小柄でも強い存在感を生む鍛え方

身長150cmと小柄ながらステージで圧倒的な存在感を放つ眞治さん。その理由の一つが、丸みと高さのあるヒップだ。

「お尻は高さを出すのがテーマ。ヒップスラストは60kgを必ず上げるようにしています」

さらに肩は低重量でねちねち効かせる回数重視のスタイル。「お尻と肩が自慢の部位です」と胸を張る。

苦手意識のあった背中についても、過去には右の肩甲骨の硬さが左右差につながっていたが、パーソナルトレーニングでフォームを修正し克服した。

「悔しい気持ちはもちろんあります。それを力に変えて頑張ります」

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢

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