「私は努力や頑張ることが苦なタイプです」
そう語るのは、ボディコンテスト団体『サマースタイルアワード』に出場する鳳ゆま(おおとり・ゆま)さん。2024年大阪予選優勝をはじめ、各地の大会で表彰台に上がり続け着実に実績を積み重ねている。一見、ボディコンテストに出場する人は「努力、根性」の塊のようにも見える。だがしかし、そんなものは意識せずとも自然と理想の方向へ向かう術があると鳳さんは話してくれた。
【写真】鳳ゆまさんのスタイル良く引き締まった背中&ヒップと自慢の肩(ステージショット含む7枚)

「努力」ではなく「環境」にこだわることが大事
鳳さんが大切にしているのは、根性論ではなく“環境”だ。
「筋トレをしている方、美意識や仕事意識の高い方々と時間を共にし、楽しく継続できる環境を意識的につくっています。努力を根性に頼るのではなく、環境の力を借りながら、楽しみ、長く続けられるボディメイクに取り組んでいます」
食事も同様に、感情ではなく目的ベースだ。
「食事は身体、肌にいいものを取り入れ、食事を楽しむ、というより摂取している感覚です」
そんな鳳さんの最も自慢の部位は肩幅。自ら「初号機(※)」と表現するそのシルエットづくりのために、胸・肩、背中、脚と日を分けてバランスよく刺激し、さらにピラティスやストレッチを日々取り入れ、姿勢まで含めて整えているという。
※アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する碇シンジが操縦する紫を基調とした汎用人型決戦兵器
大会出場の理由も明確だ。
「自分を継続させるための環境づくりです。とんでもなく飽き性なので、目標がないとすぐ気持ちが別の方向へ向いてしまいます。大会という明確な期限を作り、日々のトレーニングを自然と積み重ねられる状態にしています」
大会は思い出作りであり、継続を支えてくれるイベント。さらに、多様な価値観との出会いや、増量・減量など普段は選ばない挑戦も含め「たくさんの色んな経験ができるので楽しい!」とボディコンテストの魅力を語る。
「筋トレが続かない!と相談をよくもらうのですが、めっちゃ分かります!私も頑張ることが凄く嫌いで、1回だけ大会の経験をしたら筋トレはすぐやめよう!と思ってました(笑)」
それでも続けると決めた理由は、年齢とともに変化する身体への実感だったという。
「筋トレしようと決めても続かない方は一度、環境を変えてみてください。理想と違う方へ引っ張られるようなもの、場所、人から距離を置き、目指す姿へ近しいもの、場所、人がいる環境を取り入れてみてください」
努力が苦手でもいい。環境を変えれば、人は変われる。その体現者がまさに鳳さんだ。
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【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材・文:FITNESS LOVE編集部 写真提供:鳳ゆま
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