4月18日(土)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールで開催された『サマースタイルアワード 2026 SPRING CUP』。ビキニモデル部門とビューティーフィットネスモデル部門のマスターズクラスで1位に輝いたのが、大野杏美(おおの・あずみ / 41)さんだ。
【写真】大野杏美さんが1日30分の筋トレで作り上げた「球体」のように丸いヒップ(ステージ写真10枚)

トレーニング歴は3年。現在はヨガやピラティスの指導にも携わる大野さんだが、筋トレを始めたきっかけは『新しいことへの挑戦』だったという。
「何か新しいことを始めたいと思ったときに筋トレをやってみようと思ったんです。せっかくならちゃんと学びたいと思い、パーソナルトレーニングが受けられるところを探しました。筋トレの分野からも身体の使い方を学びたいと思ったのがきっかけです」
身体の変化とともに変わった、前向きなメンタル
もともとは運動が得意なタイプではなく、大人になってからダンスなどを始めたという大野さん。それでも筋トレに対して苦手意識はなかった。
「昔から運動は苦手で、趣味のフラダンスも大人になってから始めたんです。やれるときにやっておきたいという気持ちが強いので、筋トレにも自然と取り組めました。身体が変わっていくのが楽しくて、続けることはまったく苦にならなかったですね。むしろ、やればやるほど “もっと良い身体に” と思ってしまって(笑)。理想にはまだまだ届いていないと感じています」
筋トレによって変わったのは身体だけではない。特にメンタル面での変化が大きかったという。
「筋トレを始めて一番変わったのはメンタルです。昔は少し鬱っぽくなってしまうこともあったのですが、今はすごく楽観的に考えられるようになりました。筋トレをすることでストレス解消になりますし、何よりも自分と向き合う時間を作れるようになったと感じています。これまでは自分の『心』と向き合いすぎてしまうことがありましたが、今は運動という形で『身体』と向き合えています」
隙間時間を積み重ねてつくる理想のアウトライン
「大会には筋トレを始めて4カ月ほどで初出場しましたが、そこから背中とお尻を中心に強化をしてきました。昨年まではトレーナーさんに言われた通りのメニューをこなしてきましたが、今は自分で考えながらトレーニングをしています。強度をやみくもに上げるのではなく、しっかりと効かせることを意識していますね。YouTubeや本などで情報を取り入れながら、自分の理想に近づけるよう工夫しています」
現在は、ただ筋肉をつけるだけではなく『シルエット作り』を重視しているという。
「ムキムキになるというよりは、アウトラインを整えることを意識しています。お尻が引き上がって、ウエストが締まっていて、背中に広がりがある身体が私の理想です。そのために呼吸のコントロールも意識しながらトレーニングをしています。すべての運動がつながっている感覚があって、大変というよりも楽しいですね」
限られた時間の中で結果を出してきた背景には、継続の工夫があった。
「一般的には1時間や1時間半トレーニングする方が多いと思いますが、私は30分くらいの隙間時間で週5〜6回続けています。仕事の合間や子どもの送り迎えの間など、できる時間を見つけて取り組んでいるんです。短時間だからこそ、集中して質の高い内容にできていると思います」
限られた時間の中でも積み重ねを続けてきた大野さんの姿は、忙しい日常の中でも自分を変えたいと願う人にとって、大きなヒントになりそうだ。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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