サマスタ選手 コンテスト

「年頃」がやっと来た54歳!? 「やっているふう」筋トレをやめコンテストで優勝 第二の青春を謳歌!

8月16日(日)、東京都・三鷹市公会堂で開催された、サマースタイルアワード×マッスルゲートの団体コラボコンテスト『マスターズカップ2026』。ビキニフィットネス部門50歳以上クラスで1位に輝いたのが、土屋しのぶ(つちや・しのぶ / 54)さんだ。かつては今より10kg以上体重が多く、痩せては太るを繰り返してきた土屋さんがメリハリある身体をつくりあげられた秘訣は「やっているふう」をやめたことにあった。

【写真】54歳・土屋しのぶさんのメリハリある筋肉美ボディ

「筋トレを始めた最初の2年で一度痩せたのですが、コロナ禍でまた太ってしまって。再びジムに通って痩せたものの、ただ細くなるだけでは自分が思うかっこいい身体にはなれていないと感じました。お尻がキュッと上がっている身体に憧れましたし、ウエストを細く見せるためには肩幅も必要だと思って、本格的な身体づくりを始めたんです」

“やっているふう” をやめた1時間

身体づくりへの意識が変わると、同じトレーニング時間でも取り組み方は大きく変化したという。

「昔はジムに行ってもダラダラしていて、“やっているふう” だったんです。でも今は決めた回数をしっかりこなすようになり、同じ1時間でも内容の濃さが大きく違います。以前は毎日のようにお酒を飲み、朝起きたら記憶にないお菓子が机にあることもありましたが、メリハリがついたおかげで、今は飲酒もたまにする程度になりました」

自営業で夫とともに仕事をする土屋さんは、その日の予定に合わせて隙間時間を活用。1回約1時間のトレーニングを積み重ねている。

「特に脚とお尻を鍛えながら、ウエストの締まった身体を目指してきました。お尻も上、下、横と細かく分けて鍛えています。同じブルガリアンスクワットでも角度や足幅を変えるだけで効き方が違うんです。呼吸を深くして肋骨を締めることも意識していて、これからは肩のボリュームアップにも力を入れたいです」

54歳で迎えた “第二の青春”

「若い頃からずっと “痩せたい” と言っていて、周囲から “年頃になったら痩せるよ” と言われても、そんな日は一生来ないと思っていました。でも、その『年頃』が今来たんです。動くことも、身体が変わっていくことも楽しくて仕方がありません。輝くことに遅いなんてないと思っています」

今回の大会は友人と共に出場。身体づくりを通して得たものは、ステージでの結果だけではなかった。

「友達と一緒に大会に出られたこともすごく楽しかったです。今はまさに “第二の青春” を歩んでいるような感覚ですね。子どもからも “毎日楽しそうだね” と言ってもらえるようになりました。そう思ってもらえる自分になれたことが、ものすごく良かったなと思います」

ダイエットを繰り返した日々から、本気で身体を変える楽しさに出合った土屋さん。54歳で手にした身体と “第二の青春” は、何歳からでも新たな一歩を踏み出せるということを物語っている。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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取材:池田光咲 撮影:高坂裕希

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