「ダサい」そんな言葉に傷ついていた清水香保里(しみず・かほり/38)さん。
惨めな思いを沢山し変わりたかったという清水さんからは、『努力の積み重ね』と『環境を変えた勇気』がとても感じられる。
コンプレックスだったというお腹周りや大きいお尻を解消するため筋トレ、ピラティス、エステに通い始めたという。
筋トレでは、お尻のトレーニングをメインに重量を使ったフリーウエイト。さらに有酸素運動を30分。脂肪燃焼に効果的なHIITトレーニングも行っていた。
ピラティスは硬い身体を伸ばすためストレッチを中心に月2回程度行い、エステは週1で通い浮腫みを流し、最後に薬石浴をしデトックスをするとういう徹底したメニューをこなしていた。
さらに食生活も改善し、カロリー計算を行い高タンパク・低脂質のメニューでなるべく自炊をする。小腹が空いたらプロテインを飲み、それでもお腹が空いてしまう時は脂質を避け塩おにぎりを食べていたそうだ。食事やトレーニング以外にも気をつけており、1日1万歩以上歩き、水分は1日2リットル以上必ず飲んでいるという。
清水さんの徹底ぶりはトレーニングや日常生活だけではなく自身の環境も変えたという点だ。ボディメイクに集中するため正社員で勤めていた会社を退職した。そうすることで同じような志を持った仲間、筋トレ仲間が増えたという。
「ただ自分の目標に向かって、1日の小さな目標を達成すること。精神論や根性論は全くないし、痩せなきゃって考えちゃうと、かえってストレスになって、逆に痩せないので、私の場合は考えないことにしています。シンプルに食事管理とトレーニングのみです。自分の身体で実験的に試行錯誤しながらやっているので、もうすぐ筋トレ4年目になるのですが、随分と遠回りになりました。全ての物事に対して、感情的にならず、何事も足し算よりも引き算な生活です。今後の目標はサマースタイルアワードのビューティーフィットネスモデル部門への出場です」
まさに今までの努力と自身で変えた環境から選択できた目標だろう。
清水さんが選んだ環境により同じような目標がある仲間たちと出会えたことで今後、さらに輝いていくのではないだろうか。
取材:佐藤佑樹 写真提供:清水香保里