「フィットネスインストラクターとして説得力のないボディラインでした。当時はパンツやレギンスをかっこよく履きたかったが履けなかった」と振り返るYUKA(ゆか/38)さん。
『ぺたんこなお尻とO脚』が原因だったという。
【写真】YUKAさんが努力で作り上げた!ぺたんこお尻がヒップアップ
「インストラクターとしてメリハリのある、かっこいいボディを作りたかった。自分に自信を持ち鏡に映る自分をもっと好きにりたくて解消しようと決めました」
そこからトレーニング内容、ストレッチ、日常生活での習慣を改善していったという。
「トレーニングは、スミスマシンを使用したスクワット、ブルガリアンスクワット、レッグプレスに加え、マットで股関節、仙骨を動かし、骨盤を締めるトレーニングを行いました。長年のスキルや現場経験から、骨格に注目し関節を動かしていくオリジナルトレーニング『ゆかトレ』を作りました。骨格にアプローチし、骨の動きを理解し、自重でトレーニングを行うものです。劇的に変われたのは骨の仕組みを理解し、そこへうまく重力を乗せるトレーニングができたからだと感じます」
インストラクターで得た知識を生かし、骨の動きをしっかり感じ取っていったYUKAさん。
「ストレッチでは、ストレッチポール、ミニボールでお尻、もも裏(特に坐骨とハムの境目)、太腿前、仙骨周りから背骨にかけてほぐす&伸ばすを部位ごとにそれぞれ毎日行いました。(5~10分程度)足首、足趾のストレッチ、お風呂で足指を開き動かす練習も行っていました」
日常生活の姿勢改善は特に効果を感じられたという。
「日常生活での姿勢を常に意識して過ごしました。日常生活での姿勢をどれだけ保持することができているかが一番大事だと感じました」
YUKAさんは『3食バランスよく食べること』だと素敵なボディラインを作り上げた食生活についても教えてくれた。
「減量といえば炭水化物は抜く傾向に思われますが、お尻や胸など女性らしいボディラインには脂肪は必須だと思っていますのでお米をしっかり食べました。逆に糖が多いジュースや、アルコールは控えるようになり、水・麦茶を選択し水分補給をマメに摂るようにしました」
トレーニング、ボディケア、日常生活での意識、食生活。これらをYUKAさんは習慣化しフィットネスインストラクターとして沢山の方へ勇気を与えられるようなボディラインを作り上げたのだ。
「これからも自分の身体をコントロールする力をつけていきたい。ステージへ立ち続け、自分を表現し続けたいです。フィットネスインストラクターとしてお客様へ前向きな姿を見せ続け、1人でも多くの方の刺激になれるよう努力していきます」
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取材:佐藤佑樹 写真提供:YUKA