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3児のママが「糖質制限と断食でリバウンドの沼」から脱出して劇的変化【筋トレビフォーアフター】

「きっと産後は母乳で痩せるだろうと思っていたのに、体重がほとんど落ちなかったんです……」

2022年、3人目の出産時に体重70kgから2年ほどかけて47kg、体脂肪率も33%から12%(※)まで変えたのが、トレーナー、ダイエットコーチであり、エクササイズ講師も務めるMAYU(まゆ/36)さんだ。

※市販の体組成計による測定。

【写真】MAYUさんのスラリと引き締まった身体&背中

MAYUさん

ボディコンテストである『ベストボディ・ジャパン』にも出場するほどの引き締まった身体のMAYUさんだが、体型が気になり始めたのは出産がきっかけだった。

「もともと、1人目の出産のときはそこまで体型は崩れなかったんです。ただ、2人目は年子ということもあり生活が一気にハードになりました。正直、妊娠中からかなり太り始めて……。出産後は産後うつになって、1年くらいは体型を気にするどころじゃなかったです。そこから2人目の子が1歳半くらいになって、ようやく余裕が出て、ふと鏡を見たときに、太った自分にびっくりしたんです。これはやばいって焦りました」

そこからMAYUさんは糖質制限を始めた。

「1年くらいは糖質を抜いて痩せてたんですよ。でも、それでもまた体重が増え始めてきて……。また太るのが怖くて、16時間断食も始めました」

そして3人目の出産で、状況が一気に崩れたという。

「制限ばっかりしていたところから、一気にタガが外れて食べまくりました。体重マックス72kgです。きっと産後は母乳で痩せるだろうって思ったんですよ。でも、ほとんど減らなくて……。結局また糖質制限と16時間断食を始めました。でも糖質を制限することに、身体が拒否反応を起こすようになって、制限してもどこかで衝動で食べてしまうようになりました。やめたいのに、止まらない。頑張ってるのに、我慢できない。正直この時期がいちばんしんどかったですね」

勉強が負のサイクルからの脱出手段だった

ここでMAYUさんがやったのは、根性で耐えることではなく勉強して作り直すことだった。

「そんな状況から抜け出すために、ダイエットやボディメイクの勉強を始めました。勉強してみると、今までは極端な食事制限をしていたと気づいて、方向転換しました。多いものは減らして、少ないものは足す。例えば炭水化物量は減らし過ぎていたので増やすようにして、タンパク質量も増やし、脂質も調整してバランスを取るようにしました」

糖質を敵にしない。これが大きな分岐だった。そして運動もしっかりと形にした。

「ジムにちゃんと通ったことがなかったんですが、週3回はトレーニングをやるって決めて習慣にしました。また前は睡眠の重要性を考えてなかったんですが、毎日7時間は取るようにして生活環境も整えるようにしました」

産後は睡眠が乱れやすい。だからこそ、できる範囲で整える。ここが食欲とメンタルの安定につながりやすい。ただ、MAYUさんが「一番大きかった」と話すのはメンタル面だ。

「なにより、ストレスを溜めやすかった考え方が変わったことが大きいですね。考え方が変わって、行動が変わる。行動が変わると習慣が変わり、その結果、体型が変わったと思います。100点を目指さず、継続を目指すことです。70点でも続けていけば、それが成果になります。太っていたころは自信がなくて、痩せたら自信がつく、自分を好きになれるって思っていました。でも今は体型の問題ではなくて一生懸命頑張って、それが人の役に立てている。自分が信じることを貫いた先に、自信ってつくなって思います」

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取材・文:柳瀬康宏 写真提供:MAYU

執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。

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