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HYROX 初心者ガイド|必要な体力・持ち物・準備のすべて

HYROX 初心者に必要な持ち物・服装

HYROXはランとトレーニングを繰り返す競技のため、動きやすさと機能性の両立が重要。特別な持ち物は不要だが、快適にパフォーマンスが発揮できるアイテム選びはポイントになる。
HYROX

シューズの選び方(ランニングシューズ vs トレーニングシューズ)

HYROXでは合計8kmのランニングに加え、スレッドプッシュやバーピー、ウォールボールなど多様な動作が含まれる。
その中でかかる時間を含め、最も大きなウエイトを占めるのはやはりランニング。そのためシューズは軽量で反発性に優れたランニングシューズが適している。

ただし、カーボンプレート入りのランニングシューズは反発が強すぎて安定感も低いため避けた方が良い。HYROXに適したシューズがPUMAから発売されているので、迷っている人はそちらがおすすめ。

ウェア・タオル・水分補給アイテム

レース中は大量に汗をかくため、通気性がよく吸汗速乾性に優れた素材を選ぶことが大切。また、スキーエルゴやウォールボールなど、腕を上下に動かす種目が多いため、Tシャツよりも袖のないタンクトップの方が動きやすく快適に動作ができる。

タオルは携帯するとレースの妨げになる可能性があるため、ヘッドバンド・ヘアバンド・リストバンドなどで汗をカバーするのがおすすめ。視界を保ち、集中力の維持にもつながる。

水分補給は各ワークアウトに移動する際にエイドステーションから水かスポーツドリンクが提供されるが、必要に応じてハイドレーションパックなどを携帯することも可能。

いずれのアイテムも使用・着用・携帯する場合、レース開始から終了まで自身で保持する必要がある。万が一、途中で誰かに渡したり受け取ったりすることは「外部からの補助」とみなされ、失格となる可能性があるので注意が必要。

大会参加までの流れと準備方法

エントリー方法と費用

HYROXのエントリーは、公式サイトからオンラインで申し込みを行う。出場カテゴリ(シングル/ダブルス/リレーなど)を選択し、必要事項を入力することでエントリーが完了する。

エントリー費は大会や国によって異なるが、日本国内では概ね2万円前後が目安。QRコード付きのEチケットが当日の入場パスとなるため、スマートフォンに保存して提示できるように準備しておこう。

大会によっては早期割引や返金オプションが設定されている場合もあるので、出場を考えている人は早めにエントリーしよう。

当日の受付から競技までの流れ

大会当日は、スタートの90〜120分前を目安に会場入りするのが理想。受付では身分証とEチケットを提示し、リストバンドやタイミングチップを受け取る。更衣エリアなどで着替えを済ませ、貴重品はロッカーや専用バッグ預かり所に預ける。

レースの準備が整ったらウォーミングアップエリアでワークアウト種目の最終確認が行える。ロウやスキーのマシンも準備されているので、心拍をあげすぎない範囲で体を温める。スレッドやファーマーズキャリーのケトルベルは実際の重さも確認できるので、一度は触れておきたいところ。

この間、水分は自身で準備しておき、出走前に捨てていくほうがよい。スタート時間になったらスタートエリアで順に整列し、アナウンスに従ってオンタイムで出走。

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