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「奇跡の木」モリンガのインドネシアでの活用法は「トランス状態から戻す」ため?【モリンガのスゴさ#3】

近年、注目を集めている「モリンガ」。筆者が現在滞在しているインドネシアでは、“Kelor”と呼ぶ。

「モリンガを探しているときに大量にもらいました」

「モリンガを探しているときに大量にもらいました」

「奇跡の木」とも呼ばれるモリンガは、葉や茎、花、幹など、どの部分をとっても栄養があると研究者の間でも高く評価され日本を含め欧米ではモリンガが物流しています。

一方でインドネシアでは雑草のように建物の陰から生えていたり、立派な木も見つけられるのを見つけられる。インドネシアにはモリンガだけでなく、さまざまな植物があるため、モリンガのみに価値を置いていないのが実態です。

トランスダンスと呼ばれるジャティラン(※伝統芸能)など、音と儀式が密接にあるジャワ島では、トランス状態から戻すときにモリンガを使用したり、ヒンドゥー教の文化が強いバリ島でも、ヒーディング(治癒・治療)を目的にモリンガを使います。

肌が荒れたときにアロエと混ぜて作りました

スマトラ島では一般的な使い方として、薬草として使用しています。実際私も海に入ったあとの乾いた身体や、日焼けによる炎症の際に使用していました。

葉っぱを手ですりつぶして、腕を洗うとひんやりと冷たく、肌がスベスベになります。肌が荒れたときにアロエとモリンガを混ぜて友達が肌に塗ってくれたこともあります。結果かゆみは治って、肌を撫でた部分はツルツルになりました!

インドネシア人はモリンガの細かい栄養素については知らないが、古くからモリンガは“神聖なもの”のような存在であり、健康の救世主になっています。

執筆:松本実奈美(まつもと・みなみ)
元Yoga&Fitness編集部。退職後、ヨガ修行と一人旅を兼ねて約2カ月間インド生活を送る。WORLD PEACE YOGA SCHOOLの『200 Hour Yoga Teacher Training』講座修了

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