脂肪燃焼効率を下げないためには?
対策としては、「グリコーゲンリカバリー」をすることです。
■糖質は午前中に
午前中やトレーニングの際には、必ず糖質を補給してください。減量期には、朝ごはんを含めた午前中に意識して摂るようにしましょう。さらに、トレーニング中にCCDというデキストリンを入れると、トレーニング効率も上がるのでおすすめです。
■トレーニング前はバナナがおすすめ
制限したほうがよいタイミングや種類もあります。特に、トレーニングの1時間前は、単糖類や二糖類(ブドウ糖、ショ糖)の摂取をなるべく控えてください。これらはすぐに吸収されて血糖値を一気に上げ、急激なインスリン分泌を促します。この状態で運動すると、筋肉が糖を一気に取り込み始めてしまうので、いわゆる低血糖状態に近づいてしまうのです。すると、当然トレーニングのパフォーマンスは下がります。トレーニング前に、チョコレートやスポーツドリンクで糖を補給する人は多いと思うのですが、大量の摂取は避けたほうがよいでしょう。
バナナやゼリードリンクといった、吸収が緩やかな糖を入れることは、むしろ正しいと言えます。
■トレーニング直後は単糖類を
トレーニング直後は、むしろグリコーゲンの材料として吸収の早い単糖類であっても積極的に摂ってください。
こうした適切な糖質摂取に関しては、減量を伴う選手が勘違いしやすいことです。
トレーニング前は吸収の緩やかな多糖類を摂り、直後は速やかなリカバリーを促すために単糖類を摂る。効率的な体づくりのために、ぜひ覚えておいてください。

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<本記事の内容>
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Woman'sSHAPE編集部
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Fight & Life vol.72 掲載
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