骨盤を緩めるトレーニング<1日5分!>老廃物を“溜めない”カラダづくり 

 

トレーニングを行うことで代謝が上がり、それによって不要となる体内の老廃物も生み出されます。トレーニングの効果を高めるためにはそうした老廃物を溜めることなく、排出できる体づくりも大切となってきます。
今回は、まずは、ウォーミングアップと、骨盤を緩めるトレーニングを、生尾美作子さんに教えていただきます。

生尾 美作子 (いくお みさこ)
大阪府出身。1995年に宝塚音楽学校へ入学し、97年には宝塚歌劇団星組に入団。
男役・拓麻早希としてドイツ・ベルリン公演や、日中邦交正常化30周年中国公演など、出演は1000公演を超える。2002年に退団し、マッスルミュージカルや劇団☆新感線の舞台、テレビなどで活躍。05年からは女性専用フィットネス ButterflyLifeを立ち上げ、現在遺伝子学を取り入れた予防美容メソッドのセミナー・研修会を全国で開催。講師として1万人以上のセミナー実績がある。

トレーニングする人こそデトックスで代謝を維持しよう

私たちは毎日呼吸をし、食事で栄養を摂取して、体を動かしながら自分の体をつくっています。そして体内では体に取り入れたあらゆるものを「代謝」という化学反応を起こして生きています。
みなさん、トレーニングや食事、サプリメントの摂取で“取り入れる”ことは意識して日常でなさっていると思います。
ですが、普段の生活やそれを取り巻く環境の影響によりこの代謝が低下し、さらに排出=デトックスが滞ってしまうことがあります。
代謝というと脂肪燃焼やダイエットをイメージする方がいるかもしれませんが、代謝は「生命維持をするために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応」と定義されています。
この化学反応=代謝をしっかり維持することが体づくりにおいても重要になってきます。
ですが人の体は時間の経過とともに老化をしていくわけですから、やはりこうした代謝も外的な要因と年齢や不調といった内的要因により低下を免れません。

世の中に溢れる“ラクして痩せるもの”に頼らない

いろいろな講義をさせていただくときに私もよく言うことなのですが、世の中には「飲むだけで筋肉がつく」とか「飲むだけで痩せられる」とか「塗るだけで○○できる」といった、魔法のようなものが溢れています。でも、そんなラクをして体が変わるのであれば、世の中の人はみんな理想の体を手に入れていますよね。
簡単に手にしたものは簡単に失うものです。いろんな情報・ものが溢れている現代ですが、何がよくて何が悪いのか、ちゃんと選択する知識を持った上で取り入れていただき、そして代謝にも気をつけてもらいたいと思います。
普段トレーニングをライフスタイルに取り込んでいる方はより代謝が活発なため、ものを燃やせば灰が出るように代謝の代償として体内ではさまざまなゴミ、老廃物も生み出されます。
ですからトレーニングをする方こそ、普段から“溜めない体づくり”を意識していただきたいです。

“溜めない体づくり”をするには?

そのためのキーワードであり、大事になってくるのが最近注目されている「腸」です。
腸は消化をして分解・排泄をする臓器ですが、いろいろなホルモンの調整を行っていたり、デトックスに関しては、汗が全体の2~3%であるのに対し、腸でのデトックスは全体の75%に及ぶとも言われています。
いくら充実したトレーニングライフを送っても、腸の働きが低下していると溜め込む体になってしまい効果が望めません。

またホエイプロテインを習慣的に摂っている方は、どうしても腸への負担が大きくなりますので、乳酸菌を摂ったりといったケアを同時にされた方がいいと思います。
トレーニングをしている方ほど代謝が上がって老廃物も出やすくなってその量も増えます。
ご紹介するトレーニングは腸周りに働きかける効果がありますので、しっかり取り入れて実践していただければと思います。

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