トレーニングを始めてメリハリのある身体を手に入れたタレントの愛川ゆず季（39）さん。もともと食べることが大好きで、過去にグラビアアイドルとプロレスラーを掛け合わせた「グラレスラー」として活動していた愛川さんは、マネージャーに隠れて食事をしたり、グラビア撮影の際には３日間絶食して下剤飲んで撮影に挑むなど極端な食事制限を行い、メンタルもボロボロ。そんな愛川がメリハリボデイに生まれ変わった現在までのビフォーアフターを紹介する。
【ビフォーアフター写真あり】元グラレスラー愛川ゆず季の衝撃的な変貌
「現在はタレントとして活動してますが、以前は、グラビアやプロレスをやっており、グラビア時代（2004年～2010年）は身長156cmで体重が50～56kgあり、毎日痩せろとマネージャーさんに言われすぎていて、トイレや新幹線で、毛布に隠れて食べていました。その後、グラビアを続けながらプロレスラーをやっていた『グラレスラー』時代（2010年10月～2013年４月）は、体重が52kg～60kgでしたが、『プロレスラーだから大丈夫！』と思い、お弁当の２個食いが毎日のルーティンでした。グラビア撮影がある時は３日間絶食し、下剤飲んで撮影をしていました。知識がなかったので根性だけでやっていました......」
グラレスラーとして活動した後に、2017年9月に結婚、2018年6月で出産を経験し、現在はタレント業を行う愛川さん。本格的に１年間のダイエットを始めたのは、自身が行うYouTubeでの『ダイエット企画』がきっかけだった。ダイエット企画を始める前は体重55kg、体脂肪率26%だった。
「それまで、メンタルが良くなかったのと体型がヤバいと思い、自身のYouTubeでダイエット企画を考え、エステと食事改善によって１年間で46kgまで減量することができました。食事は17時以降食べないこと、プロテイン摂取することです」
46kgまで減量した後、本格的にトレーニングを始めた愛川さん。実感として、一番身体が変わった要因は『食事の見直し』だったという。
「筋トレもすごく大切だけど、食事の内容がとても重要だと気づきました。また、女性なので冷えと浮腫みにはすごく気をつけました。減量しても女性らしさを保つために、バストを残して肌の美しさを保つことに気を配りました。もちろん体質もあると思いますがトレーナーの指示に従い激しい有酸素運動は避けて（HIITも時期によっては行いますが）朝のウォーキングを行っていました。そのときに気を付けていたのは、絶対に胸がびくともしないようなスポーツブラを着用することです。自転車もしましたが、お尻が黒ずんできたり、ニキビができたので中止しました。女性らしさを保つためのトレーニングは『ウエイトトレーニング』が中心です。ウエイトトレーニングは筋力アップだけでなく代謝も上がり、肌の艶も良くなりました！ お風呂上がりに保湿クリームをたっぷり塗ることも大切です。あとは、胸以外に光電子のサポーターをつけていました」
現在もトレーニングを続けている愛川さんは、週５日でトレーニングを行っていて、「旦那さんがパーソナルジムをしているので空き時間に指導してもらっています。子どもも連れて行けるので一緒にしてます」と、家族でトレーニングをしているという。YouTubeでのダイエット企画を始める際にも悩んでいた「メンタルが良くなかった」過去についても、トレーニングを始めたことにより改善された。
「コロナ禍の子育てで悩み過ぎてしまい、初めてパニック障害になったり、メンタルがガタガタでした。なので、まずは軽くトレーニングを再開して身体を動かしているとすっかり健康体になれたので息子にとってもよかったと思いますし、メンタルが改善されたことはやはり一番良かったと思えることです。朝、早く起きて『朝んぽ（朝の散歩）』に行ったり、規則正しい生活になりました。食事も栄養バランスを考えるようになりました。トレーニングが好きなのでできないほうがストレスです」
初めは食べることが大好きで、マネージャーに隠れて食事をしていたり、メンタルも身体も良くなかった過去から、現在は旦那さんとお子さんとトレーニングをし、健康を意識して過ごすことで以前よりも充実した生活ができている愛川さん。これからも愛川さんのトレーニングライフは続く。
取材：FITNESSLOVE編集部 写真提供：愛川ゆず季
