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鏡に映った自分にビックリ!朝からメロンパンとアメリカンドッグの生活をやめビキニ選手に大変身【筋トレビフォーアフター】

「太っていた頃は、“食べたもので自分ができている”という感覚がなくて、朝からコンビニでのセット、お昼は抜いて、夜はまたコンビニでドカ食いなどを繰り返していました。ふと、鏡に映った自分をみて『おばさんがいる!!』と思ってしまい、なんとかしなければと思いました」

そのころから現在までに、体重−8.8kg、体脂肪率-13.7%と大変身を遂げ、ビキニの選手としても活躍するなっちゃん(40)さん。その途上は、様々な出会いに支えられたという。

【アフター写真】なっちゃんさんの正面のビキニ姿

「当時、美容師として勤めていた美容院にお客様としてボディビルの大会に出られている方が来ました。半ば冗談で、『トレーニング教えてください』と言ったら快諾され、そこから朝トレとしてスクワットの習慣がつきました」

「それまでも11年間ジムには通っていたのですが、学生時代に患ったヘルニアが怖くて、岩盤ヨガやランニングなど有酸素運動メインでした。エステにも通って体重はそれなりに落ちたのですが、メリハリもなく、またカロリー制限のしすぎで生理が止まるなどの不調も出ていたので、ダイエットのあり方を変えたいなと思っていたころでした」

元々筋肉が好きで、筋トレ系YouTuberを見て知った大会の観戦やイベントにも顔を出すことがあったため、ウェイトトレーニングへの移行はスムーズであったという。

「さらに、そのボディビルの選手のご紹介で知り合った、競技者であり大会に精通する持田教利選手にパーソナルを受けることになりました。本格的にトレーニングや競技のためのボディメイクを習い、食事も低脂質で無添加を選んだ自炊を始めました。自身の大会出場にも興味がわきはじめ、高名なポージング指導実績のあるトレーナーの方を紹介していただく機会もあり、どんどん競技を追求していくことになりました」

様々な縁が重なる幸運。しかし、順風満帆な進捗というわけではなかった。

「いざ出場となった初年、気合いを入れすぎてオーバーワークになってしまいました。トレーニングをしないと不安で、疲れ切ってストレスで減量も進まず、メニューも消化するだけで身になっていない状態が続きました。結果としては6位に食い込むことはできたのですが、反省点が多かったです」

その後は、自分のペースで習慣的に運動をするようになり、トレーニング自体を前向きに楽しめるようになったという。精神的にもポジティブな自分に変わっていくのがわかったと、なっちゃんさんは振り返った。

「また大会に出場したい気持ちはありますが、大会があるから頑張るのではなく、いつでも自分のベストコンディションでいられるように過ごすのが理想です。今は転職し、ジムのレセプションとして勤務していますが、いつかトレーナーになってみたいという夢もできました」

「友達、職場の皆さん、ジムの仲間、応援してくれる皆さん、そして家族や主人の理解があって、好きなことを自由に出来ていることに感謝しています。沢山の出会い、色んな学びがあって、自分の間違いや勘違いや無知と向き合うことができました。“常に学ぶ”ということはこれからもずっと続けていきたいです」

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取材:にしかわ花 写真提供:なっちゃん

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