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産後からダイエットを始めるも「ぺったんこのお尻」に。失敗を経験してメリハリボディに変化した38歳・2児のママ【ダイエット失敗談】

cocoさんのビフォーアフターダイエットをしてみたものの、やみくもに痩せてみると、「自分の目標としていた身体と違う」。そう感じてしまう方もいるのではないだろうか。産後のダイエットで痩せることはできたものの、メリハリがなく貧相な身体になってしまったというcoco(ココ/38)さん。間違ったダイエットを経験し、学んだこととは。

【写真】cocoさんのベストボディ・ジャパンの大会写真

体重は減少したが、憧れの身体とはかけ離れていた

トレーニングを始める前のcocoさん

トレーニングを始める前のcocoさん

現在フリーでヨガインストラクターをしており、14歳の長女をもつcocoさん。2022年8月4日に次女を出産。産後2カ月後からパーソナルジムに通い、トレーニングを始めたという。

「妊娠前から『ボディメイクの大会にいつか出てみたい!』と自分の中で憧れがあり、医師に確認し産後2カ月後からトレーニングの許可が出ました。まず、食事はケトジェニック(糖質を制限し脂質を多く摂る、ケトン体をエネルギー源として利用するダイエット法)から始めて2カ月半継続しました」

食事制限とトレーニングだけではなく、とにかく痩せたい一心で毎日2万歩を歩いたcocoさん。“面白いほど日に日に体重が落ちていくことが嬉しくて”流行りのヒートザビートを自宅で2時間、ステッパーを80分など、育児の合間にひたすら動き続けることが気づけば当たり前になっていった。

気づけばお尻がなくなりました(cocoさん)

気づけばお尻がなくなりました(cocoさん)

「目先の数字ばかり気にして、見た目だけを追いかけるならそれでよかったのかもしれません。確かに見た目は驚くほどかなり変わったけど、自慢のお尻が気づけばぺったんこ(平ら)。授乳中の胸もどんどん貧相になり、憧れの身体とはかけ離れていました」

2023年8月に大会初出場の予定だったが、産後70㎏から目標体重の48㎏に8カ月で達成してしまい、5月のベストボディ・ジャパン盛岡大会のベストボディ・ジャパン部門に時期を早めて出場。

そこから次のベストボディ・ジャパン函館までの3カ月間は、下半身のトレーニングメニューをひたすらやり込んだ上、有酸素運動も減らさなかったというcocoさん。お尻の筋線維が見えるほど、脂肪が落ちていった。

「やり込んだので、お尻の位置はかなり高いもののデニムのお尻部分がいつもぶかぶかで、かっこ悪かったのを今でも覚えています」

これまでのダイエットを経験して学んだこと

その後も9月のベストボディ・ジャパン札幌、11月のベストボディ・ジャパン日本大会に出場したcocoさん。大会が全て終わり、自分自身で振り返ってみると、気づいたことがあったという。

「ダイエットをしていく上で体重の記録は必須ですが、それよりも見た目を追求すべきだと反省しました。有酸素運動はどうしても目標の体脂肪率まで落ちないときの最後の切札にとっておくべきだと学びました。ダイエットをこれからする方は有酸素のやりすぎに注意して下さい!!女性らしくメリハリのあるしなやかな身体を作っていきましょう」

しっかり栄養を摂ることで質の高いトレーニングができる。現在、体重は8㎏増の54㎏になったが、やみくもにダイエットをしていた去年の54㎏のときとは見た目も筋肉量も変化した。

「高重量を扱えるようになり、筋肉量があがったことで、有酸素を入れなくても体脂肪がなかなか増えないことがわかりました。今年は特に苦手な胸のトレーニングと増量してつけた脂肪を落とさないようにお尻のトレーニングを増やしていきたいです。ヒップスラストもあと10㎏で100㎏を記録します!」

また、バルクアップ中の食事に関してオススメ方法とは。

「バルク期は好きな物を食べれる時期ではありますが、そこを履き違えて何でもいい!という捉え方をして増量してる人がいるのでバルクアップ中はカーボ量を上げる方法でボディメイクすると、大会に出るとき、体脂肪を緩やかに落としていけるのでオススメです」

今後も目標の身体へ近づくため、コツコツとボディメイクに励むcocoさん。

「今年はサマー・スタイル・アワードに出場予定です。札幌大会ルーキー戦でproを獲りたいです!」

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取材:FITNESS LOVE編集部  写真提供:coco 

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