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パワーリフティング世界王者が強調「1番大事なのはフォームであり、フォームがダメでは伸びない」

2月13日(土)、カルッツかわさきにて、元パワーリフティング世界チャンピオン、三土手大介No Limits代表による「BIG3種目・正しいフォーム作り体の使い方講座」が開催された。

三土手代表がまず問いかけたのは、トレーニングに対する考え方。筋肉をどう使い、どう刺激を与えるのかなど、筋肉だけに着目しがちとなる傾向を指摘、「骨格」を強くすることの重要性を説いた。骨格と筋肉の関係は、車に例えれば「骨格はフレーム、筋肉はエンジンのようなものであり、バランスが良くないと車は早く走らない」と。

次いで、話はトレーニングの頻度、セット数やレップ数に及ぶ。その中で強調されたのは、ピリオダイゼーションに基づく、期間と重量を設定した、計画的な「サイクルトレーニング」の重要性。その日の調子によって、扱う重量を上げたり下げたりすることは、ムラのあるトレーニングになってしまうと指摘した。

この日、三土手代表が特に強調して伝えたことのひとつが、フォームの重要性。「1番大事なのはフォームであり、フォームがダメでは伸びない」。絶対的なものはないと述べつつ、安全で確実、目的が達成できるフォームが重要であることを説いた。詳細は3月12日(金)発売の『IRONMAN(アイアンマン)』2021年4月号に掲載予定。

取材・文_木村卓二
撮影_中原義史


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