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大谷世代のハイポテンシャルボディビルダー!「フリーポーズがボディビルを続けられる要因」

野球界では大谷翔平、フィギュアスケートなら羽生結弦選手など1994年生まれの超が付くほどのスーパーアスリートは多い。ボディビルダーでは2019年日本ボディビル選手権優勝の横川尚隆が1994年7月生まれで、現日本王者の相澤隼人選手の兄・相澤飛鳥選手や寺山諒選手など、その世代のボディビルダーには日本のトップで活躍する選手が何人もいる。今回取材したのは、福岡県出身のボディビルダーで、昨年は日本クラス別ボディビル選手権85㎏以下級準優勝の実績を誇る立野智宏選手だ。

【写真】ビッグスケールな筋肉で迫力を醸し出す立野選手の筋肉!脚がデカい!

立野選手の特徴としては、全身のバランスに優れていることや、大きな骨格に小さな頭部、広がりのある脚部だ。特に脚に関してはサイズももちろん、発達の難しいカーフ(ふくらはぎ)がよく発達していて下半身の迫力に良さを感じる。

ボディビル選手としては若く、これからのさらなる活躍に期待が込められる立野選手だ。

立野選手がトレーニングを始めた理由は、たまたま本屋で見かけた雑誌で日本ボディビル選手権4度の優勝を誇る田代誠選手の身体を見て、憧れを抱いたからだという。
「幼いころから大きな身体に対する憧れがあり、田代選手を見てより強くなって……、という感じです」

本格的なトレーニングは19歳(大学1年生)のときから大学のジムで始めた。中学生のころから部活の補強で腕立て伏せやベンチプレスなどはやっていたが、筋肉を付けたいという目的でやるトレーニングは大学生になってからだ。また大学のジムは、スポーツの強い大学ということもあって充実していた。

現在のトレーニングでこだわっていることについて聞くと、
「フォームが崩れないようにしています。最後の1、2回が挙がりそうでも、フォームが崩れてしまうのならやめます」

「あとは、固定観念にとらわれずに20回くらいの高回数のトレーニングを取り入れたりもしています。ここ最近は基本種目と思っているBIG3は必ずやるようにしています」

立野選手が感じるボディビルの魅力は?
「規定ポーズが7つあり、これに加えてフリーポーズを取れるのもボディビルを面白いと思って続けられる要因です」

また、脚のトレーニングが好きで、下半身をしっかり見せる競技という点も、魅かれる要因だという。

最後に今年、今後の目標について尋ねると、西日本ボディビル選手権優勝とジャパンオープン上位入賞と答えてくれた。

取材:FITNESS LOVE編集部

【写真】ビッグスケールな筋肉で迫力を醸し出す立野選手の筋肉!脚がデカい!

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