コンテスト womens

22歳2児のママ、育児の合間の宅トレだけで健康美コンテスト3位入賞

「4歳の女の子と1歳5カ月の男の子がいます。自宅を離れることができないので、自宅でボディメイクをしてきました」

5月6日(月・祝)のベストボディ・ジャパン(以下、ベスボ)2024岐阜大会ミス・ベストボディ部門ガールズクラス(18〜29歳)で、今シーズンが大会初挑戦にして3位入賞した、田嶋美咲(たじま・みさき/22)さん。その身体はなんと“宅トレ”オンリーで作り上げたという。

【写真】すらりと伸びる美脚、田嶋美咲さんのステージ写真

「出産前から母とヨガに通っていて、妊娠中もマタニティヨガをしていたんですが、ウエイトトレーニングをし始めたのは下の子が生まれて4カ月後が初です」

田嶋さんにウエイトトレーニングを教えたのはなんとお母さん。お母さんもベストボディ・ジャパンで選手として活躍している。田嶋さんの大会参戦のきっかけは、母のステージを観戦しに行ったことだという。

「母に『出てみたら』と軽く言ったら本当に出ちゃったのがきっかけなんですが、その姿を見て『カッコいいなあ!』と素直に感動してしまって、自分も出てみたいと思いました」

産後まもなくはゴムバンドを用いた自重のトレーニングやYouTubeのワークアウト動画から始めた。ボリュームの多かった下半身の脂肪はこれだけでもかなり改善したという。しかし、初戦の4月7日(日)の東海大会では惨敗。リベンジすべくダンベルを購入してウエイトトレーニングを取り入れた。

とはいえ、乳幼児を2人抱えながらのトレーニングは難しい。

「朝起きて、主人のお弁当を作って、娘を幼稚園に送り出ししてから家事をして、下の子をみながら1〜2時間、5種目程度をやります。ダンベルスクワットやダンベルブルガリアンスクワットなどです。娘の帰宅後はまた家事・育児に追われて23時ごろに就寝がルーティンです」

慌ただしい日々でもボディメイクを諦めなかったのは、ステージで観た母のように美しくなりたいという一念だという。続けられる理由の一つは「完璧を求めない食事管理」だ。

「甘いものが大好きで、1日1回はなんでも食べていいことにしてます。フルーツだけじゃなくてチョコやケーキも食べます。土日は外食もするし、カロリーもPFCも管理してません(笑)」

それでも体型を維持できるのは動きっぱなしの生活と、3食を軽めに済ませているからだという。ベーグルやゆで卵、自家製のサラダチキン、大好きな海鮮がメインの高タンパク質でヘルシーな食事をとる。

「締めるところは締めて、楽しむことは楽しむ。今後も生活と大会を両立しながら、少しずつメリハリある身体を目指していきます」

次ページ:すらりと伸びる美脚、田嶋美咲さんのステージ写真

取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

次のページへ >




佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手

-コンテスト, womens
-,