大会結果 コンテスト

荻島順子が貫禄の3連覇 ボディフィットネスから転向の澤下美香が堂々の2位=2025年日本女子フィジーク選手権結果

10月12日(日)、東京・江戸川総合文化センターにて『第43回JBBF日本女子フィジーク選手権』が開催され、荻島順子(おぎしま・じゅんこ)選手が3年連続の優勝を果たした。

【写真】荻島順子選手の群を抜いたコンディションと存在感

昨年12月の『IFBB世界フィットネス選手権』でも優勝と国際舞台でも結果を残してきた荻島選手。今大会ではその勢いそのままに、トップの座を譲らなかった。

ファーストコールには荻島選手、澤田めぐみ選手といった歴代女王たちに加え、ボディフィットネスからカテゴリーを変更して挑んだ澤下美香選手、身長別女王の原田理香選手が呼ばれる展開。

特に、今大会初の女子フィジーク挑戦となった澤下美香選手の存在が大きな話題を呼んだ。これまでボディフィットネスで実績を重ねてきた彼女が、見事な完成度で堂々の2位に食い込む“快進撃”を見せ、会場には驚きと称賛の拍手が響いた。

3位には4度の日本一を誇る澤田めぐみ選手、4位に原田理香選手と続くハイレベルな戦いとなった。

荻島選手は、昨年からさらに磨き上げた背中と脚部の仕上がりで圧倒的なバランスを見せつけ、ステージ全体を支配。ポージングでも自信に満ちた表情を見せ、まさに女王の風格を漂わせた。

【第43回日本女子フィジーク選手権 結果】
優勝 荻島 順子
2位 澤下 美香
3位 澤田 めぐみ
4位 原田 理香
5位 阪森 香理
6位 宮田 みゆき
7位 漆島 美紀
8位 富沢 理恵
9位 清水 恵理子
10位 矢野 かずみ
11位 佐藤 英己
12位 藤原 彩香

ベストアーティスティック賞 荻島 順子

【JBBFアンチドーピング活動】
JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピング講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からはより多くの選手を検査するため、連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

文・撮影:FITNESS LOVE編集部

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