家族の前で誓った「今日は勝ちにいく」。
11月9日(日)、大阪市ドーンセンターにて行われた『サマースタイルアワード(以下サマスタ)関西予選』で、サーフモデル部門(※1)を制したのは、公務員として働きながら2児の父として日々を忙しく過ごす菅原星也(すがはら・せいや/32)さんだ。大会当日の朝、子供たちには「今日まで一切手を抜いてない自信があるし、今日は勝ちに行くから、応援よろしく」と伝えて家を出たという。
(※1)サーフパンツが似合うさわやかな印象とバランスの取れたスタイルが評価されるカテゴリー
【写真】目指すは日本一の父の背中!菅原星也さんのバキバキの背中

「子供たちとの約束を果たして優勝できたので、最高の気分ですし、同時にホッとしましたね」
日々の筋トレは自分と向き合う時間。続けていくと孤独を感じる選手も少なくないが、菅原さんにとって家族とのつながりが競技人生を支えているようだ。
絞りを強化した“背中の改善”
前回出場した『サマスタ京都予選』では2位。そのときサマスタ代表の金子賢さんから受けたフィードバック(※2)は「フロントは良い。下背部をもっと出せば日本一を決める『サマスタ決勝大会』でも上位が狙える」というものだった。
(※2)サマスタでは審査員から直々にステージのフィードバックを受けることができる。
「フィードバックをいただいてから、背中の下部を狙ったワンハンドロウ。そして懸垂を高頻度で行い、たくさん刺激を入れるようにしました。そしてさらに絞りを強化するために、トレーニング後は息が軽く上がるくらいの速さで、傾斜をつけたトレッドミルでウォーキングもしました」
汗がジワッとにじむ程度の強度で脂肪燃焼を意識するこの方法がハマり、京都予選の仕上がりをさらに上回るコンディションでステージに立てたという。
「背中のクオリティを上げることはできましたが、背中の広がりはまだ改善できると思っています。細いウエストから広がるアウトラインを武器にしてきたのですが、バックポーズで背中が大きく広がっていなかったです。唯一の武器なのに、自分で潰してしまっていました……。これからポーズ練習をひたすらやって修正していきます」
さらに、金子さんからは思わぬフィードバックも。
「めちゃくちゃかっこよかった。でもサーフパンツがブカブカすぎてダサい。決勝ではそれで評価が落ちる」
サーフモデル部門は『夏が似合うモデルとしての美しさ』も評価対象となるカテゴリー。衣装まで含めて評価されるという視点を、改めて突きつけられた形だ。
「ここはもう……妻に頭を下げて、新しいのを買ってもらうしか改善策はありません。一番難しいかもしれません……(笑)」
次の目標は決勝大会(11月29日)での優勝。サーフモデル日本一の称号を全力でつかみにいく。
「子どもたちに夢と感動を与えたいし、日本一の父親の背中を見せたい。そこが全てです。一生懸命な姿は、競技が違っても必ず誰かの心を動かす。みなさんも、目標に向かって楽しみながら頑張りましょう!」
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
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取材・文:柳瀬康宏 撮影:岡暁
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。
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