ダイエットやボディメイクといえば「体重を減らすこと」と考えがちだが、今回ご紹介する3人は、数字に縛られず理想のシルエットを手に入れた。そんな3人はどのようにして変化したのか。筋トレサイト「FITNESS LOVE」の人気企画「筋トレビフォーアフター」過去の掲載から、体重の変化がほぼなしか、あるいは体重が増加しながらもメリハリのある身体をつくりあげた方の取り組みを紹介する。
【写真】ボディラインが違う!3人のビフォーアフター(ステージフォトあり)
「重力に負けたお尻」が球体ヒップに劇的変化

あるとき写真で見た自分の後ろ姿に愕然とし、本格的にトレーニングを開始したちはる(28)さん。お尻の左右差や重力に負けているラインを解決するため、週1回のパーソナルトレーニングと食事管理を取り入れた。特に手応えがあったのは食事管理。なるべく自炊を心がけて、PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)の記録を約4年弱、ずっと続けている。
「体重が大きく動かなくても、脂質が増え過ぎてないか、タンパク質が足りているかを確認できるから、身体のライン作りがブレにくいです。数字は落とすためじゃなく、整えるために利用するイメージですね」
「ボディメイクをするようになって、お尻の左右差が少なくなり、お尻が引き上がってきたことがうれしいです。特に左右差改善には、ブルガリアンスクワットが効果的だったと感じます。お尻下のもたつきが気になっていたので、殿筋下部に刺激が入るように角度に気をつけながら丁寧に刺激を入れるようにしました」
仕方なく筋トレを始めコンテストで活躍の植木屋さん

コロナ禍でスタジオレッスンが中止になり、「仕方なく」筋トレを始めた須佐純子(すさ・じゅんこ/50)さん。「重いものを持てばすぐにムキムキになる」と思っていたが、トレーニングの奥深さに気づき、今ではコンテストに出場するほど没頭している。
「対象筋に効かせるためにグリップの握り方や重心の位置など『身体全体を意識して行わなければ効かない』とわかりました。その理屈が分かっていても思うように身体が動かせなくて、今もまだ手探り状態です」
「細くて痩せているスタイルが良い」という思い込みから、筋肉をつけたメリハリのある身体のカッコよさに気付き、週5~6回のトレーニングを継続している。
「以前よりは、筋肉が付き始めた。これからも理想の身体に少しでも近付けるように、また老化とともに衰えないようにトレーニングを続けていきたいです」
“満月”と呼ばれた会社員が、同じ体重でも見違えるほどシェイプアップ

食べたら太ると思い込み、カロリーを減らし、有酸素をひたすら続けてリバウンドを繰り返していたsahoさん。そんな中流れが変わったのは筋トレ歴の長い夫のアドバイスだった。
「糖質を適切に取ってトレーニングの質を上げること、下半身を鍛えて代謝を上げること、PFCバランスを整えて削らない食事にすること」
体重はトレーニングを始める前から変わっていないが、体脂肪率は34%から19%へと変化を遂げ、見た目が引き締まった。
「見た目が変わったのに、体重が変わらなかったことが衝撃でした!体重を追い求めていたのは何だったんだろうと思いますね(笑)」
3人のエピソードに共通しているのは、「体重を減らすこと」と「美しいボディラインを作ること」は別物であるという気づきだ。体重を追い求めると「食べない」「ひたすら動く」に陥りやすく、結果として代謝が落ち、リバウンドや栄養失調といった不健康な負のループになりかねない。しっかり栄養を取って、しっかりトレーニングをする。体重という数字ではなく、見た目の変化や体調を優先すること。これこそが、理想のボディラインへの近道と言えそうだ。
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文:FITNESS LOVE編集部











