ボディメイク競技団体APF(Asia Physique Federation)の大会で、産後わずか4カ月で優勝を果たした女性がいる。神原奈保(かみはら・なほ/36)さんだ。2025年、APFランウェイモデルでミドルクラス1位、オープンクラス1位、オーバーオール優勝を達成。さらに年間チャンピオンにも輝いた。「究極のくびれ」と称されるその身体だが、実はもともと“細すぎる体型”がコンプレックスだったという。
【写真】身長170cm抜群スタイル・神原奈保さんの究極のくびれ

「マッチ棒みたい」だった体型
身長170cmの神原さんは、トレーニングを始める前は体重46kgほど。
「本当にガリガリで、マッチ棒みたいな体型でした。肩幅も狭くて腕がすごく細かったので、腕が出る服はあまり着ないようにしていました」
転機となったのは六本木のクロスフィットジムへの入会だった。当時は外国人が多く通う環境で、重いバーベルを持ち上げる仲間たちを見て刺激を受けた。
「私だけ重いものを持てなくて。オーナーから『目標を作った方がいいんじゃない?大会に出てみたら?』と言われて、ベストボディ・ジャパンに出場することにしました」
2015年、デビュー戦となるベストボディジャパン東京大会レディースクラスで2位。さらに同年の日本大会でグランプリを獲得し、日本一に輝いた。
その後、2016年には韓国のWBFF(※)で優勝。しかし2018年頃に出産し、大会からは遠ざかることになる。そして2025年。第2子を出産した神原さんは、産後4カ月でAPFの大会に出場した。
※World Beauty Fitness & Fashionという2007年から始まった世界的なボディコンテスト
出産を経て変わったボディメイク法
「出産前と産後では身体が全然違いました。お腹周りを戻すのは正直すごく大変でした」
そこで取り組んだのが“肩幅を広げてウエストを細く見せるボディメイク”だった。
「以前はナチュラルにウエストが細かったんですけど、今回は完全にボディメイクで作りました。肩のアウトラインを大きくして、相対的にウエストを細く見せるという方法です」
その中心となった種目がサイドレイズだ。
「一般的には3〜4kgでやる方も多いと思いますが、私は筋肥大させたかったので6〜7kgくらいでやっていました。15回3セットです」
まだ子どもを預けていないため、トレーニングの多くは自宅。子どもが寝た後や早朝に行う日々だという。
「子どもが寝てから家でトレーニングして、週1回だけパーソナルに通うという形でした」
その結果、産後4カ月で大会優勝という結果を残した。神原さんは、産後の女性こそトレーニングを始めてほしいと語る。
「出産後は身体も気持ちも大きく変わります。でも、トレーニングをすると自律神経も整いますし、目標を持つことで前向きになれると思います」
現在はAPFのポージング講師として活動もスタート。今後は大会を目指す女性たちをサポートしていきたいという。
「産後でも大会に出たい方や、自分を変えたい方にポージングやボディメイクを伝えていきたいです」
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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:神原奈保










