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たった2種目の尻トレで丸いお尻に激変! リモート生活で気になったお腹と二の腕も引き締まった習慣とは【筋トレビフォーアフター】

「体重はほとんど変わっていないのに、見た目は本当に変わりました」

そう話すのは、sayo(さよ)さん。コロナ禍でフルリモート勤務となり、動く機会が大きく減ったことで、ふと鏡に映る自分の身体に違和感を覚えたという。気になったのは、お腹や二の腕のたるみだった。体重はビフォー45kg、アフター46kgと大きな変化はない。それでも、159cmの身体にはっきりとしたメリハリが生まれたのは、筋肉を付けて引き締めるボディメイクに取り組んだからだという。

【写真】sayoさんのキュッと引き上がったヒップラインを含むステージ写真12枚

sayoさん

左2021年、右2025年

「お腹や二の腕がたるんできているのを見てショックを受けました。筋肉を付けて引き締まった身体になりたいと思ったんです。シンプルな服をかっこよく着こなしたい、という気持ちも大きかったです」

数字を大きく減らすダイエットではなく、見た目を変えるためのボディメイク。その意識の違いが、sayoさんの身体だけでなく、生活そのものを変えていった。

週2回のトレーニング、お尻を劇的に変えた2種目の尻トレ

sayoさんが最初に取り組んだのは、週2回のトレーニングと、3食をきちんと取るバランスのよい食事だった。筋トレ初心者だったため、自己流ではなく、まずはパーソナルトレーナーの指導を受けて基礎から学んだという。

「自分一人だと絶対にサボると思っていたので、あえてパーソナルを予約して『行かざるを得ない状況』を作りました。それが仕事との両立を習慣化するうえで、すごく大きかったです。週2回のメニューは、念入りなストレッチから始まって、自重トレーニング、マシン、フリーウエイトを使った全身トレーニングが中心でした。中でも毎回欠かさず行ったのが、バンドを使ったクラムシェルやヒップリフトなどのヒップアップ種目です」

クラムシェルは、横向きで膝を曲げた姿勢から脚を開く動きで、殿筋を刺激しやすい種目。ヒップリフトは仰向けでお尻を持ち上げる動作で、殿部からもも裏にかけてを使いやすい。どちらもお尻の形を整えたい人には取り入れやすい種目だ。

「地道なメニューなんですが、続けていくうちに自分でも驚くほどお尻のラインがキュッと上がってきたんです!目に見えてボディラインが変わっていくのがうれしくて、続けるモチベーションになりました」

体重こそ大きな変化はなかったが、シルエットはむしろ洗練された。これは脂肪だけでなく筋肉量が増えた可能性があるからだ。一般的に、体重だけを追うと身体の変化を見誤りやすい。sayoさん自身も「やっぱり大事なのは数字より見た目」と実感したという。

「食事面でも、極端な制限はしなかったです。タンパク質を意識して取りつつ、魚、卵、アボカドなどの良質な脂質も取り入れ、炭水化物も抜かない。満足感を得ながら栄養バランスを整える方法を選びました。運動も大事ですが、食事をコントロールするのが一番の近道だと思いました。炭水化物を抜くような極端なことはせず、ちゃんと食べることを意識していました」

タンパク質は筋肉の材料になりやすく、魚や卵は日常に取り入れやすい食材だ。また、脂質を極端に減らしすぎると満足感が落ちやすいため、適度に良質な脂質を取ることは継続のしやすさにもつながったようだ。さらに、あえて有酸素運動の時間を作らなくても日常の活動量を増やす工夫も続けた。

「一駅歩くとか、階段を使うとか、本当に小さなことなんですが、それを習慣にしました。無理に頑張りすぎるより、日常の中で動くほうが自分には合っていたと思います」

継続の秘訣は“ワクワク”を作ること

継続のコツとしてsayoさんが大切にしたのは、変化を楽しむことだった。写真を撮る、扱う重量をメモする、お気に入りのウェアを着る。ときには違うジムに行ったり、友人と合トレをしたりして、飽きない工夫もしてきた。

「この服を着たい、とか、このイベントまでにこうなりたい、とか、ワクワクする目標をつくると続けやすかったです。形から入るのも意外と大事でした」

身体が変わったことで、日常も変わった。自炊が楽しくなり、健康的な生活習慣が身に付いた。体力が付いたことでフットワークも軽くなり、行動力も上がったという。さらに、筋トレを通じて年齢や職業の違う仲間と出会えたことも大きな財産になった。

「普通に生活していたら出会えないような人たちと知り合えたのが、本当に楽しいです。筋トレって身体が変わるだけじゃなくて、生活も人間関係も変わるんだなと思いました」

リモート生活で感じた身体のゆるみは、自分の身体と向き合うきっかけでもあった。「年齢を重ねても、心も身体も健康でいるために、一生続けたい」そう言い切れる習慣に出合えたことこそ、sayoさんにとって最も大きな変化なのかもしれない。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:柳瀬康宏 写真提供:sayo

執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。

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