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トレーニングの効果を最大化!プロも愛用する「骨盤職人」で疲労回復&簡単セルフメンテナンス

インストラクター達のセルフケアグッズとして愛用率の高い骨盤職人。実はプロアスリートや整体師などにも愛されています。今回は理学療法士のKoumei先生に使い方を教えていただきました!5カ所の球体の位置別にケア方法を紹介していきますので、今日からのセルフケアにぜひご活用下さいね。
撮影:中原義史 監修:Koumei van ZEELAND モデル:田中舞 企画構成・文:MAIMAI

教えて先生 ! 骨盤職人の魅力

忙しくも充実した毎日を頑張っている皆さんにおすすめしたい骨盤職人は、自宅で気軽にセルフメンテナンスができるツールです。
理学療法士でヨガ指導者の私は、アーティストやプロのアスリート、ダンサー、フィットネス指導者、障害者など、多くのクライアントのケアを通して得た経験をもとに、自身のメンテナンスにも骨盤職人を活用してきました。肩や腰、膝のケアに役立て、筋肉の緊張をほぐし、痛みを軽減しています。
現代社会では肩こりや腰痛、慢性的な疲労など不定愁訴に悩む方が増加しています。これらの不調は身体のパフォーマンスだけでなく、日常生活の質や人生の輝きにも影響を与えます。

こんな人に使って欲しい !

●仕事に追われている

●慢性的な疲労感がある

●ジムに行く時間がない

●手軽なセルフメンテナンスには興味がある

●使い方がわからず、自宅に眠っている骨盤職人がある

注意! 圧をかけすぎないようにし、痛みを感じたらすぐに中止しましょう。

 

一番内側の穴

●球体を当てる場所:
後頭隆起の下/後頭下三角 (首と頭の間のくぼみ)・後頭下筋群

●用途:
頭痛、首こりのメンテナンス

●メンテナンス方法:
仰向けになり、骨盤職人の一番内側の突起を頭の後ろのくぼみに当てます。頭を左右に小さく動かし、固まった筋肉をほぐしましょう。血流が改善され、首こりや頭痛の軽減が期待できます。

注意点:首に負担がかかる場合、手で頭の後ろを支えながら優しく動かして、筋肉をほぐしましょう。

 

内側から2番目の穴

●球体を当てる場所:
肩甲骨上角の少し上(肩甲骨と首の間)・僧帽筋上部/肩甲挙筋

●用途:
肩凝りのメンテナンス

●メンテナンス方法:
楽な姿勢で座り、骨盤職人の突起を肩甲骨の少し上に当てて肩に乗せ、軽く押さえます。肩や首の付け根を意識し、前屈みや首をゆっくり左右に回して固まった部分をほぐし、肩の緊張を和らげます。


注意点:首や肩に痛みが強い場合、タオルなどを敷いて行うと刺激が調整できるので試してみてください。

 

内側から3番目の穴

●球体を当てる場所:
上前腸骨棘内側(腰骨の一番前の内側)・腸腰筋

●用途:
腰痛のメンテナンス

●メンテナンス方法:
仰向けになり、骨盤職人を腰骨の少し内側に当て、両膝を胸に引き寄せて腹部と太ももで挟むようにします。深く呼吸しながら腰回りをほぐし、腸腰筋をケアし腰痛を和らげます。


注意点:膝を抱えるのが難しい場合、座った状態で片膝を胸に引き寄せ、手でサポートしながら同様に行いましょう。

 

内側から4番目の穴

●球体を当てる場所:
膝窩(膝の裏)・ハムストリングス/足底筋/腓腹筋

●用途:
膝痛のメンテナンス

●メンテナンス方法:
長座位で骨盤職人を膝の裏に当て、前屈や膝を伸ばす動きを繰り返して筋肉をほぐし、ハムストリングスやふくらはぎを優しくケアし、膝痛を引き起こす筋群のメンテナンスを行います。もう少し負荷を強くしたい場合は骨盤からゆっくり上半身を前に倒して膝の裏を刺激してみてください。


注意点:膝がつらい時は、 足を左右に優しく転がして揺らし、 心地よい刺激で筋肉をほぐし整えます。

 

内側から5番目の穴

●球体を当てる場所:
臀部外側(外側のお尻)・殿筋群・梨状筋

●用途:
臀部痛や股関節のメンテナンス

●メンテナンス方法:
仰向けで膝を立て、骨盤職人の突起をお尻の外側に当て、膝を左右にゆっくり倒して動かし、臀部や股関節の筋肉を優しくほぐして、痛みを和らげることができます。


注意点:刺激が強すぎる場合には、どちらか一個の突起だけにして、それぞれにゆっくりと試してみましょう。

骨盤職人を使えば、短時間で簡単に身体をケアできます。日々の生活の中で、少しの時間を使ってセルフケアを行うことで、心と体をリフレッシュし、毎日をより快適に過ごすことができるでしょう。私の怪我の多い人生経験に基づくケア方法を参考に、ぜひ忙しい日々の合間に取り入れて、より美しく健やかな毎日を目指してみてください。


監修:Koumei van ZEELAND

ヨガをライフワークとし、理学療法士としての知識と経験から幅広い知識を基盤に、誰もができる運動療法としてのヨガ指導を行ってきた。また、動作分析力を高める運動指導法も導入し、より深い理解と成果をもたらすアプローチを提供している。最近では、個人の動作や身体の特性に合わせた改善策を的確に提案できる技術を磨き上げ、障害者や障害児に向けた運動療法やリハビリテーションにも力を注ぎ、世界また日本で高く評価されている彼の養成講座も注目を浴びている。

 

 

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