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「何歳からでも始められる」36歳でパワーリフティングをはじめ、1年で優勝を手にした筋肉消防士

新城克敏選手

2月13日(日)神奈川県川崎市・カルッツかわさきにて、「マッスルゲートパワーコンテスト」が行われた。今年で4年連続カルッツかわさきで開催されているパワーコンテスト。誰でも参加できるということもあり、パワーリフティングのベテラン選手から初出場の選手まで幅広いエントリーがあった。ここでは、前回のマッスルゲートパワーリフティング大会では5位。そのリベンジを果たし、見事優勝に輝いた新城克敏選手に話を聞いた。

【写真】マッスル消防士、新城克敏選手のベンチプレス

ベンチプレスチャレンジ男子70kg以下級 優勝
新城克敏選手

記録 142.5kg

ーー優勝おめでとうございます。
「今大会でマックスを更新し日々のトレーニングの成果が出せました。さらにに、11月のマッスルゲートでは5位だったので今回優勝できてとてもうれしいです」

ーーパワーリフティング競技を始めたきっかけを教えてください。
「昨年の7月ごろに筋トレ好きの後輩に誘われたのをきっかけに競技を意識したベンチプレスを始めました」

ーーパワーコンテストまでの道のりには、どんなことがあったか
「コロナ禍もあり、合トレができない環境で不安もありましたが、フォームの改善や合図に合わせた挙上などYouTubeを参考にしてトレーニングしました」

ーーケガに対する予防法、対処法はありますか?
「調子が悪い日は無理をせず無理のないメニューに変えたりしてます。あとはマッサージガンにハマっていてかなり活用しています」

ーー高重量をあげるコツを教えてください。
「私がコツを言えるような記録でもないですが、実施直前にもっと重い重量を上げるイメージをしてからトライしてます」

ーー高重量を上げたいと考えている方へのアドバイスはありますか?
「有名な方々のYouTubeやセミナーを受けたり、自分より強い人のトレーニングや食事を真似ることから始めたらいいと思います」

ーー競技をすることで得られた変化は?
「トレーニングメニューだけでなく、食事、睡眠、生活習慣などを意識するようになりました」

ーー普段の仕事と行っている競技の両立についてはいかがでしょうか。
「私の仕事は身体を動かすのが資本なので、怪我をしないこととスケジュールアプリを活用して計画的にトレーニングしています」

ーー食事に対するこだわりは何かありますか?
「今のところ特にこだわりはありませんが、タンパク質はなるべく食事から取るようにしています」

ーーずばりパワーリフティング競技の魅力とは?
「誰でも何歳からでも始められるところが魅力だと思います」

ーー最後に今後の目標をお願いします。
「今は、5月にある第1回新人限定TOKYOベンチプレス選手権大会に向けてトレーニングをしています。初めての公式戦ですが、トレーニングの成果を発揮して良い結果が出せるように頑張りたいと思います」

(取材・文:FITNESSLOVE編集部 試合写真:北岡一浩 写真提供:新城克敏)

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