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会計事務所に勤務するサラリーマンが仕事と両立させ、大会で優勝「職場では間食のプロテインを水筒に入れて、違和感のないようにシェイク」

7月17日(日)に開催された『マッスルゲート群馬』クラシックフィジーク175cm以下級で優勝した山内祐紀選手(34)。会計事務所に勤務するサラリーマンで、繁忙期は24時近くまで仕事をすることもあるという。仕事との両立や、トレーニング、栄養のことを聞いた。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

【写真】山内祐紀選手のバキバキ腹筋

山内祐紀選手

──いつごろからトレーニングを始めましたか?
「約6年ぐらい前から始めましたが、当初はサボってばかりで本腰を入れたのが3年前でした。娘に『ムキムキでかっこいい』と言われたい一心で始めました」

──現在のトレーニングについて教えてください。
「脚の前側、胸、背中、肩、ハムケツ、腕の6分割です。週1日オフにしています。休日にただ寝て過ごすではなく、ジムに行って、しっかり汗をかき、アクティブに生活できるようになり、人生の充実感が増した気がします。食事も一食一食を大事にするようにもなりました」

──大会優勝までの道のりで何か苦労したことはありましたか?
「大会の1ヶ月前にケガをしたり、思うように成長できず、焦りからネガティブになり、自分でやると決めたトレーニングをやり切れなくなりました。しかし、家族が応援してくれていますし、当初トレーニングを始めた理由を思い出して、『こんなことで悩んでたらカッコいいパパでいられない』と思い、やれることをやり切ることで、徐々にポジティブな方に持っていくことができました」

──仕事とトレーニングの両立についてはいかがでしょうか?
「普段はほぼ定時で仕事を終えますが、繁忙期になると、日付が変わるころに仕事が終わり、そこからトレーニングするので、種目数を絞って翌日の仕事に支障きたさないように気をつけなければいけませんでした。食事面でも間食のプロテインを水筒に入れて、シェイクしても違和感のないようにして、カタボリックにならないように飲んでいます」

──栄養面についても教えてください。
「野菜もしっかり食べることで、栄養が偏らないように普段から気を付けています。食物繊維が不足しがちなので。キノコや海藻類は積極的に食べます。サプリメントはマルチビタミン、フィッシュオイル、ビオフェルミンなど一般的ものを摂取してます。バルクアップ期はジャンクなものは食べずに、基本減量食を増やすような形で、クリーンなバルクアップをしてます。ジャンクなものを食べ続けると、どうしても身体がだるくなり、トレーニングの質が落ちるためです」

──今後の目標についてはいかがでしょうか?
「次は、JBBF主催の大会に出場し、まずは表彰台乗りたいです。今回の大会ではポージングの練習不足だったのは明らかでした。自分としてはそれなりにやったつもりでしたが、周りの選手を見ると全然練習不足でした」

──最後にこれから大会を目指す人へ向けてアドバイスをお願いします。
「急に成長することはまずないと思うので、できることをしっかりと行い、少しでも早く大会に出て、ステージを経験することで成長できると思うので、まずはエントリーしましょう」

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