コンテスト mens

大学3年生のボディビル大会出場を経て「身体が新たなレベルへ到達できます」

宮田陵司選手10月23日に開催されたマッスルゲート愛知のボディビル大学生の部で優勝した宮田陵司選手(21)。大学までは1時間半。トレーニングと学業の両立のために生活に工夫をしているという。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

【写真】大学生ボディビルダーのポージング

──いつからトレーニングを始めましたか?
「大学1年生の夏(2年前)です。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大学での対面講義が大幅に縮小されオンライン講義になるなど、日々の活動量が低下するにつれて運動不足を感じていました。そんなとき通学先の浜松にたまたまゴールドジムがあり、ここで運動不足を解消し、かっこいい身体を目指そうと思ったからです」

──大会へはなぜ?
「トレーニングを始めて約1年半で体重が15kg増えました。しかし、血液検査にて肝臓の数値が悪化してしまい減量を決意していたところ、いいタイミングで大会が開催されることを知り、減量の目標になると思い大会出場を決めました」

──普段のトレーニングメニューを教えてください。
「四頭筋、ハム・ケツ・カーフ、胸、背、肩、腕の6分割のサイクルで、極度の疲れがない限りは毎日トレーニングしています。動を制限して高重量を扱う種目と、丁寧にフルレンジで行う種目を取り入れるようにしています」

──学業との両立についてはいかがでしょうか?
「大学までは電車で片道約1時間30分かかるので、車内でオンライン講義を受講し学習を進めたり、アルバイトを家庭教師にすることで短時間でお金を稼いだりと、時間を効率的に使い、トレーニング時間を生み出すことにしています」

──栄養面でのこだわりは?
「食品ではなく食材を多く食べること。ろいろなサプリメントをまずは試し、体感が強いなど、良いものであるとわかれば少し高くても躊躇せずに使用を続けることです」

──次の目標を教えてください。
「僕は21歳で、23歳制限のジュニアカテゴリーにはあと2年間挑戦できます。トレーニングを楽しみながら、次はジュニアカテゴリーで大会に出て成績を残したいです」

──最後にこれから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「エントリーしてからがスタートです。マッスルゲートなど、初心者にもやさしい大会に出場することで、自分の身体が新たなレベルへ到達できます」

次ページ:大学生ボディビルダーのポージング

次のページへ >


-コンテスト, mens
-,