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shortクラスの女王りなが魅せた唯一無二のステージング!「来シーズンこそは総合優勝します」

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード) 」。その年内最終戦となる、『2022 JAPAN PRO GRAND PRIX』が12月3日(土)、東京・TFTホールで開催され、モノキニビキニ着用で審査するBEAUTY FITNESS MODEL部門のshortクラスで、りな選手(29)がプロNo.1の称号を手にした。

【写真&動画】りな選手の観客を魅了する美しいポージング

「『絶対優勝したい』って、この日のためにすごく熱い思いがあったので、本当に心から嬉しいです」

大会終了直後のインタビューで開口一番、受賞の喜びを語ったりな選手。コンテスト出場3年目の今シーズンよりプロ選手としての道を歩み始め、プロ初戦となった7月の『JAPAN PRO CAMPIONSHIP』では、shortとtall、2クラス合同のBEAUTY FITNESS MODEL部門で4位入賞を果たした。

「今回はshortクラスのエントリーだったので、これはもう絶対に(1位を)取らなければと。そのためにはステージングがとても大事なので、ムービングなどパフォーマンス面を強化してきました。また、ただの1位ではなく圧倒的に勝ちたいとも思っていたので、肩周りなど上半身の筋トレにも力を入れてきました」

そこまで圧勝を誓った理由は二つある。

「やはり(コンテスト出場)3年目なのでレベルアップして、これまでの自分を超えていきたいという気持ちがありました。それに、今年からサマスタの認定講師なったことも大きいです。たくさんの選手のムービングやステージングのお手伝いをしてきたので、自分がその方たちの見本になれるような、そしてモチベーションにつなげてもらえるような存在でいたいと」

その固い決意がトレーニングやレッスンの原動力となり、決戦の舞台ではたおやかさや品格を感じさせる唯一無二のステージングで観る者を魅了した。

本業である歯科衛生士のかたわら、PRO選手や認定講師としても出し惜しみなく努力を重ねる、りな選手に来シーズンの目標をたずねると「オーバーオール(総合優勝)一択です」と迷いのない答えが返ってきた。

「今回オーバーオールで優勝した(千原)由理奈ちゃんと一騎討ちのような形で戦うのは2回目だったので、ちょっと悔しかったですね。課題はステージング力。また、どんなメンタル面での状況でもしっかり自分を出せるようにパフォーマンス力をあげることも強化していきたいと思います」

来シーズンは、さらに磨きをかけた圧巻のステージングが見られそうだ。

◇PROビューティーフィットネスモデル部門ショートクラス結果
優勝 りな/2位 小川涼花/3位 田中千恵/4位 玉澤佳帆/5位 入月あかり

取材:藤村幸代 撮影:中原義史

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執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住

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