トレーニング mens womens

「安井友梨選手を超えて優勝すること一択」超メリハリ筋肉ボディでビキニの頂点を目指す

昨年、日本のビキニ界で大きな活躍を見せたのが廣中れな選手。ビキニフィットネスのトップ選手で昨年はグランドチャンピオンシップス8位、オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス163㎝超級2位、兵庫選手権優勝、関西ビキニフィットネス選手権163㎝超級&オーバーオール優勝など、高戦績を誇る注目選手だ。

【写真】アウトラインのメリハリが素晴らしい廣中選手の筋肉

廣中選手とトレーニング、競技との出会いはストレスの解消がきっかけだった。
「私は動物看護師で、なおかつ管理職的ポジションにいたため病院に缶詰状態で、毎日朝から晩まで働いていました。大好きな動物たちに囲まれて幸せだと思うようにしていたものの現実はそうはいかず、いつしかストレス発散でジムに通うようになり、仲間もたくさんでき、何も考えずトレーニングだけに打ち込める時間を幸せに感じるようになり、毎日40分ほどしか通えなかったのですが、継続して行くようになりました」

仕事の忙しさもありトレーニング時間の確保は難しかったが、着実に成長を重ねた。
「背中、胸・肩前、肩、お尻・脚前(上部のみ)、お尻・脚後の5分割です。強化したい部分に関しては週に2回くるように設定しています。トレーニングでこだわっているところは、ウエストが太くならないよう、なるべくウエストシェイパーを付けてトレーニングを行い、背中の下部にしっかりと効かせたいときはシェイパーを外すなど、目的に応じて着脱をしているところです。あとは脚トレのとき、フロントポーズで四頭筋の下部が上部よりも有意にならないように、上部に効かせられるようなトレーニングに絞って行っています」

廣中選手がビキニフィットネス競技を選択した理由は、廣中選手自身の骨格に一番合っていて、なおかつ全カテゴリーを通してビキニフィットネスが一番魅力に感じたからだという。女性らしくて品があり、そして理想とする身体はビキニ競技者の身体だなとすぐに感じたという。
「もう直感です(笑)。ビキニフィットネスは生まれ持った素質が大切だと思います。他のカテゴリーもそうかもしれないですが、誰もができることではないし、誰もが向いているとは限らないと思います。女性らしい仕草、歩き方、目つき、その人特有の色気、スタイル、日頃の振る舞いなどさまざまなことが積み重なってステージで評価されるとても奥が深い競技だと思いますし、競技中心の生活を送ることで一人の女性としても輝けると思います。私はこの競技に出会えて本当によかったと思います」

また、今年の目標はオールジャパン、グランドチャンピオンシップスでトップに君臨する絶対女王・安井友梨選手を超えること。
「安井友梨選手を超えて優勝すること。この一択です! グランドチャンピオンシップスで、ご本人にも『れなさんなら絶対に超えられる!』と言っていただいたことが涙が出るほど嬉しくて、私自身もそれを信じて頑張っています。せっかくご本人さまにも言っていただいたので、愛を込めて、本気で超えたいと思います」

“絶対女王超え”を宣言した廣中選手のさらなる成長が楽しみだ。

取材:FITNESS LOVE編集部

【写真】アウトラインのメリハリが素晴らしい廣中選手の筋肉

次のページへ >


-トレーニング, mens, womens
-,