世界最大級のボディコンテストである「マッスルコンテスト」が2月19日(日)に神奈川・カルッツかわさきで開催される。日本で行われる「マッスルコンテストジャパン」は2019年に初上陸を果たし、2020年にも開催。そして今年、3年ぶりに催されることになった。ここでは、本大会に挑戦する、2021・2022年ゴールドジムJAPAN CUPビキニフィットネス35歳以上160cm以下級2連覇を達成したルーマニア出身、福岡在住の主婦・魚住マリア選手(38)に意気込みを語ってもらった。
──ゴールドジムJAPAN CUP2 連覇おめでとうございます。
魚住 一昨年のマッスルゲート九州でコンテストデビューをして、順調に優勝できてよかったです。でも日本国籍ではないので、JBBF のオールジャパン選手権には出場できません。なので今回マッスルコンテストに出場して、海外の選手と一緒にステージで並ぶのが楽しみです。
──国際大会への興味はあったのですか?
魚住 YouTube やインスタグラムで国際大会の様子は観ていましたし、海外のビキニ選手にも憧れています。特に、同じルーマニア人のマリア・サーヴ選手のことは特によく映像をみて見習っています。あとは安井友梨選手も大好きです。娘と一緒にオールジャパン選手権は『応援TV』で観ていました。
──日本にはいつ頃来たのですか?
魚住 22 歳のときに友人の結婚式で旦那さんと知り合って、23 歳で結婚しました。福岡は住みやすくて大好きです。
──身体づくりはいつ頃から?
魚住 スポーツに興味がなくて学生の時は全く何もしていませんでした。そのまま35 歳になるまで何もしていなかったのですが、身体の変化が怖くなってきて、ジムに入会しました。
──そのときの体型は?
魚住 41kg でただ細いだけの身体でした。まずはヒップアップがしたくてトレーニングしていると、3 カ月ほどでお尻の丸みが付いてきて、どんどん楽しくなりました。そこから背中、肩と鍛える部位を増やしています。
──最後にマッスルコンテストでの目標を聞かせてください。
魚住 勉強です。プロを目指す選手、そしてプロのビキニ選手が来るので、一緒にステージに立ったり、情報交換をしたりしてビキニ競技を上達させたいです。今後はオリンピアにも出場したいので、それに向けて身体を鍛え直していきたいです。
【マッスルコンテストとは?】
「マッスルコンテスト」はボディビル・フィットネスのメッカであるアメリカ・カリフォルニアを中心に展開されてきた30年以上の歴史ある大会。現在は世界10カ国以上で行われているインターナショナルな大会となっている。「マッスルコンテストJAPAN」は2019年に日本初上陸を果たし、翌2020年に第2回大会を開催。今回は3年ぶりに2月19日、神奈川県・カルッツかわさきで開催されることになった。会場は約2000人収容の大ホールを使用し、国内最大規模のコンテストになる。また、前日の2月18日には2019年から毎年開催されている『マッスルコンテストTOKYO』も同会場にて行われる。
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部