太りやすい体質のayaさん（44）は、10年前、親子マラソンをきっかけに朝のランニングが日課となっていた。しかし、ある理由によりランニングを続けるのが困難になってしまい、代わりにトレーニングを始めることに。体重は同じだが、筋トレを始めた後の身体と比べると一目瞭然。かっこよく、うっすらと腹筋が分かるきれいなボディラインを手に入れたayaさんのビフォーアフターを紹介する。
【ビフォーアフター写真あり】体重変動なし。現在のayaさんの美しい腹筋写真
「10年前に娘との親子マラソンをきっかけに、毎日、朝のランニング生活を始めました。もともと太りやすい体質ですが、たくさん食べたいということもあり毎日走っていました。ランニングはすぐ体重が減るので、昔は数字ばかり気にした生活をしていました。トレーニングを始めたのは２年前です。プライベートでいろいろあり、それが原因で過呼吸を起こし薬を飲む生活を始めたのですが、薬のせいか、朝が起きれなくなってしまい毎朝続けていたランニングもできなくなってしまったので、パーソナルトレーニングに通い始めました」
トレーニングを始めるようになってからは、数字の変化よりも見た目重視でトレーニングや食事管理を日々行うようになったというayaさん。特に、食事はトレーニングを始める前と比べて、意識が大きく変わったようだ。
「昔はお米を食べると太ると思っていたので食べていませんでしたが、トレーニングを始めてからはきちんとお米を食べるようにしています。また、タンパク質も意識し始めて毎日、鯖缶を食べています。避けているものとしてはパンやパスタです。ですが、野菜や肉、魚、卵、ご飯をバランスよくしっかり食べるようにしてから、パンやパスタをめっちゃ食べたい、と思うことがなくなりました。チョコはカカオ99％のものを食べます。甘いものがほしくなったらさつまいもを食べています」
ayaさんは２児の母でありながらセラピストとして働き、整骨院にも勤務している。家事や子育ても行っているため時間の制約が多いようだが、トレーニングがルーティンの一つになってきたことで楽しみながら継続できるようになったという。
「子育てをして仕事もしていると、やはり時間が限られてしまうので自分の時間を取ることがなかなかできないのですが、仕事が終わった後から子どもたちが帰宅する前の時間を活用してトレーニングを行っています。あとは毎日、隙間時間の宅トレも欠かせません。『すごく毎日動きまくっていて大変そう』とよく言われますが、習慣になると全然苦にもならなくて、楽しめています」
食事制限やランニングは、数字の変化が分かりやすくモチベーションアップにも繋がるだろう。しかし、体重などの数字ばかりを追い求めてしまうことは危険も伴う。バランスの良い食事と適度な運動、そして休養のバランスが取れてこそ、ayaさんのようにストレスなく健康的な身体づくりができるのだ。
「トレーニングを始めてから体重は変わらないですが、走っているときに比べるとやはり脚の太さや見た目がかなり変わったと実感しています。食べたいときは食べて、食べ過ぎたら走ってトレーニングして、笑顔で楽しくボディメイクしています。やはり周りからも『引き締まってる』とか、『お尻がめっちゃ上がってる』とかをポロッと言われたりすると、頑張っていてよかったと思います」
取材：FITNESSLOVE編集部
