コンテスト mens

ガンダムのような肩で日本一を狙う56歳・自動車部品の営業所所長

滝澤博文さん4月9日(日)、埼玉県・所沢市民会館ミューズ・マーキーホールで「ベストボディ・ジャパンさいたま大会」が開催され、マッスルモデル部門のマスターズクラス(50歳~年齢無制限)で滝澤博文さん(56)がガンダムのような肩で満点グランプリに輝いた。

【写真】56歳、ガンダムのような肩をもつ滝澤博文さん

2015年にベストボディ・ジャパン埼玉大会でコンテストデビューを果たした滝澤さんは毎年欠かさず大会に出場しており、その身体は年々筋量を増しているという。
「最初はベストボディ部門で筋量が増していくにつれて、一昨年からマッスルモデル部門で戦っています。コンテストのデビュー戦は埼玉大会5位で、最初はそれが悔しくて悔しくて、頑張っているうちに、トレーニングが生活の一部になっていました」

滝澤さんは2017年にベストボディ部門のゴールドクラスで日本大会準グランプリ、2021年、2022年はマッスルモデル部門マスターズクラスで日本大会準グランプリに輝いている。
「なかなか日本一を獲らせてもらえずにいますので、今年はグランプリを獲得して総合グランプリ(年齢無制限)も狙っています」

2023年の初戦となった本大会では、滝澤さんがステージに登場すると会場からは「肩すごい。ガンダムみたいだな」「56歳にはみえない筋量」などの声が聞こえた。
「コンテストに出場する前から、サーフィンなどで培った肩は武器でした。今でもサイドレイズとアップライトロウを中心に筋量を伸ばしています。あとはバランスを取るために腕の強化も頑張ってきました」

目を引くその筋量は“トレーニング量”の賜物。
「自動車部品の営業所の所長をしており、仕事終わりには必ずジムにいくのを日課にしています。土日もジムに行くので週7日ジムに通っています。年齢も年齢なので、若い選手たちに負けないためにトレーニング量を増やして頑張っています」

滝澤さんが筋トレに熱中するのは、日々の生活にもいい影響を与えてくれるからだという。
「人生は何となく過ごしていると、あっという間に時間が流れていきます。僕の中でベストボディ・ジャパン、筋トレは日々の目標になっていて、それがあると毎日少しずつ何か進んでいるような実感を持てます。何か目標を持って生活できるのは素晴らしいことなんだと感じています」

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取材:FITNESS LOVE 撮影:田中郁衣

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