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バランスの取れたお尻と背中でグランプリ獲得!筋トレの原動力は“1年前の予選落ち”

納塚夕輝さん

4月9日(日)、埼玉県・所沢市民会館ミューズ・マーキーホールで「ベストボディ・ジャパンさいたま大会」が開催され、ミス・ベストボディ部門のガールズクラス(18~29歳)で、納塚夕輝さん(27)がバランスの取れたお尻と背中を披露し、満点グランプリに輝いた。

【写真】納塚さんのバランスの取れたお尻と背中

高校生のときに「パーソナルトレーナーになりたい」と思い、大学で栄養士の資格を取得し、パーソナルトレーナーになった納塚さんは指導する上で自らもトレーニングを始めた。

「当時(5年前)は寸胴体型でした」という納塚さんは女性らしいラインづくりを目指して、週2~5日と自分のペースでトレーニングに励んだ。特に“お尻のボリューム”と“背中のラインを整える”ことにフォーカスしたという。
「お尻はヒップスラスト、ルーマニアンデッドリフト、バンドトレーニング。背中はラットプルダウン、シーテッドロウイング、ワンハンドダンベルロウなどを行っています」

トレーニングで身体を変えていく中で、友人2人とともに昨年ベストボディ・ジャパンさいたま大会に出場した納塚さんだったが、結果は予選落ち。さらに一緒に出場した友人2人は予選を通過し、自分だけが予選敗退という悔しい結果になった。
「今思うと1年前、予選を通過していたら、今ほどボディメイクを頑張ろうと思っていなかったと思うので、あのとき負けてよかったです。健康美とは何だろうというのを考えて、1年間トレーニングやステージングに励みました」

“健康美”のために特に栄養摂取にはこだわりを持ったという。
「糖質を抑えてしまうと、体重は落ちますが、肌や髪の毛が荒れやすくなるというデメリットがあると思うんです。バランスよく食べて綺麗になることを重要視しています。特に糖質はしっかりと摂るようにしています。内側から肌をきれいにすること意識していますし、そういったことを伝えていきたいです」

また、ステージではひときわ笑顔が輝いていた納塚さんは「誰よりも楽しむ」ことを意識していたという。
「以前、審査員の方が『なんだかんだ楽しんでいる人は強いですよ』と言っていたことがあり、今回は思いっきり楽しむことにしました。それに私がステージで他の選手をみているときも楽しそうな人に目がいきますし、そういう人になりたいと思うことが多いんです」

「どの大会に出場しても安定して輝ける、『満点だな』と思ってもらえる選手になることが目標です」という納塚さんは、自身の目標だけでなく、「多くの女性たちにボディメイクを通じて、自分に自信を持ってもらい、笑顔でいろいろなことにチャレンジできる人が増えたら嬉しいです」というビジョンも語ってくれた。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:田中郁衣

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手