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アパレル販売員が細身部門で優勝!コンテスト挑戦で培った“チャレンジ精神”

「身長も低いですし、筋肉のボリューム感も出しにくいため、ポージング含めステージで自分を表現する練習を何度も重ねてきました」というアパレル販売員の名倉敬子(なぐら・けいこ)さん。Super Body Contestの今シーズン3戦目の舞台で存在感を放ち、細身の引き締まった身体を審査するTREND部門で総合優勝に輝いた。

【写真】名倉さんの引き締まったビキニボディ

4月29日(土)、埼玉会館で「Super Body Contest(スーパーボディコンテスト)」の埼玉大会(SAITAMA02)が開催された。名倉さんは「私にはちょっと合わないかもしれない」とエントリーを避けていたTREND部門のMONARCHクラス(40歳~)に再チャレンジ。数あるカテゴリーの中で自分に合うものを模索しながらも、ネガティブだったイメージを払拭し見事に総合優勝まで駆け上がった。

大会後、総合優勝の“証”であるクリスタルを手に、「過去にもTREND部門に挑戦をしたことがあるのですが、私の身体とは求められる基準が少し違うのかな?と思っていました。そこからメイン部門のSBC部門や、MONOKINI部門に挑戦をしていたのですが思うように結果が出ず……。そこで原点回帰ではないですが今年は思い切って、もう一度TREND部門で頑張ってみようとエントリーしたので、優勝できてとても嬉しいです」と喜びを噛みしめた。

「トレーニングをどんなに一生懸命頑張っても筋肉がすぐにつくわけではないですし、私の身体はボリューム感が出にくいため、肩の筋肉などの丸みを表現するのがとても難しいと実感しています。そのため、TREND部門に出場するために身体を引き締めることを重点的に取り組みながら、以前から評価を頂けているウエストからヒップにかけてのボディラインの強化を意識してきました」と計画的に身体作りに取り組んできたと話す。

普段はアパレル販売員として勤める名倉さんがトレーニングを始めたきっかけは運動不足解消。トレーニングに取り組む中で、指導をしてくれていたトレーナースタッフから「目標があった方が続けやすい」と言われてからボディコンテスト出場を視野に入れたようだ。

「トレーナーさんやお友達など周りの方々もボディコンテストに出場をしていたので、私も興味はあったのですが出場をしている皆さんは背も高いし手足も長い……、身長が155cmしかない私が出場をしても良いのか?という迷いが最初はあったのですが、ある時、Super Body Contestのヘッドコーチである木下智愛さんと出会い、『ボディコンテストは身長ではないですよ』と言って頂けて、その言葉で出場を目指す勇気が湧き、トレーニングもさらに頑張ろうと思えました。そこからトレーニングも継続しながら、コンテストにも楽しみながら挑戦できています」

今後は、より一層ボディラインにメリハリをつけ、そして12月に開催される決勝大会(SBC FINAL)での優勝を目指し、「FINALの前にもう一戦予選大会に出場をして、身体を綺麗に表現できるようステージ経験も積んでいきたいと思っています!」と、名倉さんの挑戦は続いていく。

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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