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美しいVシェイプのバックポーズと丸い肩を披露した38歳 初挑戦にして3冠、プロカード獲得 

高倉桃子さん4月20日(土)、東京・武蔵村山市民会館にてサマー・スタイル・アワード(以下サマスタ)SPRINGCUPが開催され、ビューティーフィットネスモデルに挑戦した高倉桃子(たかくら・ももこ/38)さんが一般の部のショートクラスとマスターズクラスで優勝、そのまま各クラスの優勝者同士で競われるオーバーオール戦も優勝する大活躍を見せた。

【大会写真】高倉桃子さんの丸く引き上がったヒップ

サマスタ初挑戦ながらも3冠達成。いきなりプロカードを獲得して存在感を見せた高倉さんは、これまでベストボディ・ジャパンが主催するモデルジャパンで活躍していたが、今回サマスタに挑戦したのは「サマスタで活躍されている選手の女性らしくもカッコイイ姿に憧れて」という気持ちからだった。そんな高倉さんにサマスタ初戦を終えての感想を聞いた。

「昨年11月末からコツコツと準備を重ねてきました。その成果をいい形で出すことができたのでよかたです。サマスタ初挑戦にあたっては、特に肩と背中を注力して強化してきました」

実際にステージ上の高倉さんを見ると、バックポーズでの背中のシンメトリーさや、はっきりとカットが出ているきれいなVシェイプが目を引いた。この背中を約5カ月という短期間で作り上げるために、高倉さんは「背中の広がりが出る種目、特にラットプルダウンを注力して行ってきました」と語った。

「ラットプルダウンは色々なバリエーションがありますが、きれいなVシェイプを作るために特に意識したのは“大円筋”です。肩幅より少し広めでバーを握り、真下に引いて大円筋をつぶしていくイメージで動作を行いました」

さらに、高倉さんが背中と同様に意識して強化してきた肩も、ボコっと張り出し、かつ前側、横側、後ろ側とバランスよく鍛えられた丸いフォルムが印象的だった。高倉さんは肩の中でも「特に肩の丸みを意識した」という。

「サイドレイズを行う際、真横に挙げるのではなく、気持ち少し前方にダンベルを挙げてくることで、フロントポーズの際の肩の丸みが出しやすくなりました」

今回、サマスタ初挑戦にしていきなりプロカードを獲得した高倉さん。身体のみならず、堂々としたステージングも新人とは思えないものがあった。今後、よりレベルの高いプロの世界での活躍に期待がかかる。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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