2016年IFBB世界ボディビル選手権80kg以下級王者の鈴木雅氏が巨人軍の若手選手を中心にウエイトトレーニングなどの指導を担当することが13日分かった。
鈴木氏はボディビル界のレジェンドであり、国内最高峰のJBBF日本ボディビル選手権で2010年から2018年まで9連覇、さらに2016年にはアーノルド・アマチュア・ボディビル選手権の80kg級で優勝、同年のIFBB世界ボディビル選手権の同級で日本人初の快挙を成し遂げた。
鈴木氏は競技者としてだけではなく、ウエイトトレーニングの指導者としても好評を博している。昨年度はDMMオンラインサロン『鈴木雅塾』をゴールドジム主催で開講。多くのトレーナーやボディビル競技者がその塾生となり、鈴木氏の指導を仰いだ。
塾生のひとりで、近年日本のボディビル界で注目株の相澤隼人選手は「トレーナーやボディビル競技者ならば入って損することはまずないです」と断言するほど、鈴木選手の指導は身体づくりにおいて大変好評だ。
鈴木氏はゴールドジム・アドバンストレーナー、そして鹿屋体育大学とタッグを組み取り組むトレーニング研究所所長として、ボディビル競技者だけではなくアスリートの指導にも当たっている。昨年には『ゴールドジムメソッド フォー・ベースボールプレイヤーズ(ベースボールマガジン社)』を監修し、元読売巨人軍・星野真澄氏ら4人とともに「故障リスクの少ない野球選手の体づくり」というテーマでトレーニング法を解説している。
指導者の補強を着々と進める原監督率いる巨人軍。チームはセ・リーグを連覇したが、日本シリーズでは2年連続でソフトバンクに4連敗。そのソフトバンクのトレーニングアドバイザーストレングス担当として活動しているのが、1993年、ボディビルワールドゲームスで日本人初となる第6位入賞を果たした髙西文利氏(=マルヤジム会長)。投打における技術の差だけでなく、フィジカルの強さを大いに見せつけられた。原巨人、9年ぶりの日本一奪回へ、ボディビル界のレジェンドの補強で選手がどれだけ強化されるか楽しみだ。
鈴木雅(すずき・まさし)
1980年12月4日生まれ。福島県出身。(株)THINKフィットネス入社。
2004年にボディビルコンテストに初出場。翌2005年、デビュー2年目にして東京選手権大会で優勝。2009 年ワールドゲームズボディビル80㎏級3 位。2010 年から日本選手権で優勝を重ね、2018年に9連覇を達成。2016年にはアーノルドクラシック・アマチュア選手権80㎏級、世界選手権80㎏級と2 つの世界大会でも優勝を果たした。
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