コンテスト

「バルク」のある下半身で魅せた31歳がコンテストで優勝 「細くなりたい」「痩せたい」だけではない身体づくりを知ってほしい

9月22日、23日に東京で開催された「INBA/PNBA INTERNATIONAL GRAND PRIX OF ASIA NATURAL CHAMPIONSHIPS TOKYO」。woman's sports modelで優勝したのが、森谷祐香(もりや・ゆか/31)さんだ。フィットネスインストラクターとして身体を動かすことを仕事にしながら、自身もトレーニングを継続。ステージでは特に発達した下半身が目を引いた。

【写真】森谷祐香さんの鍛え上げた脚で魅せるバックポーズ
森谷祐香さん

インストラクターとしてのパフォーマンス向上のため筋トレ開始

森谷さんが本格的に筋トレを始めたのは約5年前。

当時からフィットネスインストラクターとして、格闘技系プログラムやトランポリン、バーベルを使用したグループエクササイズなどを担当していた。

「インストラクターとしてのパフォーマンスを向上させたいと思って、ジムに入会したのがきっかけです」

現在もフリーランスとして複数の仕事を掛け持ちする。グループエクササイズのインストラクターとして活動するほか、筋肉女子が働くバー「マッスルガール」のスタッフ、レディースウェア関係の仕事など、日常そのものがフィットネスと深く結びついている。

そんな森谷さんの身体で特徴的なのが筋量、そして力強い脚だ。

本人も「私は結構バルク型なので」と話し、特に大腿四頭筋を意識して鍛えているという。

その身体をつくるうえで行ってきたことは、意外にも奇をてらったものではない。

「やっぱりベースはスクワットですかね。フルスクワットだったり、レッグプレスでは結構重いものを持ったりします」

スクワットでは70〜80kgほどの重量を扱うこともあるという。

さらにレッグエクステンションなども組み合わせ、大腿四頭筋のカットが見えるような身体づくりに取り組んでいる。

減量期でも「強度を落とさない」

筋量をつけるコツを尋ねると、森谷さんから返ってきたのは「基本的なことを続ける」という答えだった。

パーソナルトレーナーからメニューを組んでもらい、それをひたすら継続する。

「スクワットやベンチプレスなどをベースにして、筋肥大の期間を作る。そこから減量期に入っても強度を落とさず、メニューの中には神経系のトレーニングを入れたりしています。それを続けてきて今の身体になった感じです」

コンテストに向けて体重を落とす期間でも、ただ軽い重量に切り替えるのではなく、できる限りトレーニング強度を維持して筋肉を残していく。

派手な方法ではなく、基本種目を軸に高い強度で積み重ねてきた結果が、現在の筋量につながっている。

「細くなるだけじゃなく、筋肉をつけて」

日々、フィットネスの現場で多くの女性と接している森谷さん。

筋トレの魅力を尋ねると、「細くなりたい」「痩せたい」だけではない身体づくりを知ってほしいと話す。

「女性って、細くなりたいとか痩せたいという傾向があると思うんです。でも筋トレをすることで自己肯定感が上がったり、筋肉がついて健康的な身体になったりする。痩せるだけじゃなくて、筋肉をつけて自分の理想のボディラインを目指してほしいなと思います」

体重を減らすことだけをゴールにするのではなく、筋肉を付けることで身体の形そのものをつくっていく。

インストラクターとして人に身体を動かす楽しさを伝え、自身もステージに立って筋肉美を競う森谷さんだからこその言葉だろう。

今回の大会では、ドーピング検査も実際に経験した。

検査そのものが負担になる場面もあったというが、それでも森谷さんは「必要不可欠なもの」だと受け止める。

「しっかりナチュラルだと分かってもらうためには大切なことだと思います。ちょっとつらいですけど、必要不可欠なのかなと思いました」

筋肉を付けることを楽しみながら、基本的なトレーニングを積み重ねる。

「痩せる」だけではない女性の身体づくりを、森谷さん自身の身体が体現していた。

【INBA/PNBAアンチドーピング活動】
INBA/PNBAはWADA(世界アンチ・ドーピング機構)のアンチ・ドーピングコードおよび禁止表に準拠し、WADA認定ラボによるドーピング検査を実施しているナチュラルボディビル団体である。大会では尿検査を行う。

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文・撮影:FITNESS LOVE編集部

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