9月20日(日)にアクロス福岡で開催された「マッスルゲート福岡大会」。ビキニフィットネスマスターズ35歳以上の部、ビキニフィットネス一般の部でともに3位に入賞したのは、阿南優(あなん・ゆう/44)さん。167cmの身体を磨き、2カテゴリーで銅メダルを獲得した。阿南さんが筋トレを始めたきっかけは、年齢を重ねても動ける身体でいたいという思いからだった。

「老化に抵抗したくて始めました。いつまでも動ける身体でいたいです」
過去にはリバウンドを経験したこともあるという。それでも身体づくりを続ける中で、自分自身への意識にも変化が生まれた。
「自分に自信がつき、好きな服が着られるようになりました」
現在はパーソナルトレーナーとして活動しながら、週4~5回、1回1~1時間30分のトレーニングを継続している。
食事も休養も大切に、自分らしく身体を磨く
阿南さんが日々の身体づくりで大切にしているのは、無理を重ねるのではなく、食事や休養も含めてバランスを整えることだ。
「日々のクリーンな食事を心がけ、外食やイベントなどは思いっきり楽しみ、できるだけストレスがかからないようにしています。睡眠は1分でも多く取り、休養もしっかり取ります。身体の柔軟性のために自宅ではヨガとピラティスを行っています」
トレーニングでは、前回よりも重い重量に挑戦することを心がけている。日々の積み重ねの中で少しずつ成長を目指しながら、食事や睡眠、柔軟性を保つための習慣も欠かさない。
そんな阿南さんが目標にしているのは、見た目の美しさだけではない。
「生涯自分の足で歩くということを目標に日々を過ごしています。いくつになっても自分で動いて好きなことをしたい。それができる身体でいるためにトレーニングは続けます。そうすると、ボディラインもきれいでいられます」
自分の好きなことを、年齢を重ねても自分の力で楽しめること。そのための身体づくりが、結果として美しいボディラインにもつながっている。
今大会では2カテゴリーで3位に入賞し、銅メダルを獲得した。
「銅メダルはとってもうれしかったですが、私も金メダルが欲しいと思いました」
喜びとともに、さらなる高みを目指す気持ちも芽生えている阿南さん。これからも自分らしく身体を磨き続けていく。
最後に、これから身体づくりを始めたい人へメッセージをもらった。
「今この瞬間が一番若いときで、年齢に関係なく、やりたいと思ったときが始めるときだと思います。身体と心はつながっているので、身体が変われば心も変わり、より人生が豊かになっていきます。一人でも多くの方がフィットネスと関わっていただけるとうれしいです」
年齢を理由に諦めるのではなく、やりたいと思ったときに一歩を踏み出す。阿南さんの言葉は、身体づくりが見た目だけでなく、これからの人生を自分らしく楽しむための力にもなることを教えてくれる。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。
取材:佐藤佑樹 撮影:西山稔夏










