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筋肉夫婦が語る大会出場への意気込み「マッスルゲート関西でお互い表彰台に立つ」

昨年は258名もの選手がエントリーしたマッスルゲート神戸。今年からは『マッスルゲート関西』として、8月22日(日)に兵庫県・神戸芸術センターでの開催を予定。多くの選手が熱戦を繰り広げることが予想される。その出場選手の中から、夫婦で表彰台を狙う山部元樹選手、山部映美選手をピックアップした。
取材:IM 編集部 大会写真:中島康介

▶山部元樹選手の大会写真(2020年マッスルゲート福岡)

2019年山口オープン選手権大会メンズフィジーク170㎝超級2位
山部元樹

小学生のころからずっと格闘技をしていたため、ウエイトトレーニングは行っていました。2018年にゴールドジムへ入社したことをきっかけに本格的に身体づくりをはじめました。始めはコンテストに出場する気が全くなかったのですが、同僚たちが大会へ出場している環境だったので影響を受け、大会出場を意識するようになりました。

1年後の山口県オープン選手権に出場し、メンズフィジーク170㎝超級で準優勝しました。最初は調整法も分からないままだったのですが、絞るのは得意だったので初出場でも成績を残すことができました。

マッスルゲートには2020年の福岡大会に出場しました。ゴールドジムシーモール下関から5人が出場していたことが大きなきっかけです。大会に出場することで新しい学びがあるので、成績が奮わなかったとしても意義のあるものだと思っています。出場を重ねるごとにあった気付きなのですが、胃腸が弱いこともあり、トレーニングを続けると胃にくるので、休みを入れることで調子が良くなることを知りました。それでも増量期は6000kcalは摂るので胃に負担がかかっていることもあると思います。

夫婦でボディメイクをするのは、お互いの趣味を理解し合えるということがいいことだと感じています。なかなかボディメイクはやっていないと理解しづらいものだとも思いますが「なんでそこに時間かけるの?」みたいなことにはなりません。トレーニングのことを家庭で話し合えるという環境は幸せです。

2021年中四国ビキニフィットネス163㎝以下級2位
山部映美

学生時代は柔道をしており、他の女の子よりガタイが良かったため、細くなりたいという目的でトレーニングをはじめました。2017年にゴールドジムへ入社して、後から入社してきた旦那と職場で出会いました。次第にトレーニングメニューを組んでもらうようになり、大会出場を目指すようになりました。

マッスルゲートへは今回が初めての出場で、JBBF登録選手でも出場できるので、大会のバリエーション、経験を積むという目的で出場を決めました。「誰でも気軽に出場できる」という大会だったのでエントリーしやすかったです。

食べることが好きなので、減量はつらいです。お寿司屋さんにいけば20皿以上は食べてしまうほどなので……。しかし、1年半前に結婚してからは旦那が料理をし、食事管理までしてくれています。それだけでなく、身体が変わらずつらかったときに、「絶対に人は変われるから」と旦那に声をかけてもらい、信じて頑張ることで、身体を変えていくことができました。

その甲斐あって、7月にJBBFの中四国選手権ビキニ163㎝以下級に出場し、準優勝することができました。優勝したかったので、悔しいという思いもありましたが、自分自身がこういった挑戦ができたことはうれしかったですし、何よりステージが楽しかったです。今まで人前に立つのが苦手でしたが、新しい自分を発見することができました。

また、遺伝的にお尻が大きくて脚が太いのがコンプレックスでしたが、今はむしろ武器であり、周りから褒めてもらえるので好きになりました。旦那とは「マッスルゲートでお互い表彰台に立てたらいいね」と話しています。

▶山部元樹選手の大会写真(2020年マッスルゲート福岡)

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