筋肉とボディビル界のライモンスター、いやリアルモンスター・相澤隼人選手が日本一丸い肉体を持つと言われている、ゴールドジムアドバンストレーナー・加藤直之選手の肩(三角筋)のトレーニングに迫った。あまりの強度と重量に、相澤選手も思わず目がまん丸、すなわち『ポン・デ・ケイジョ』なみの丸さになっていった…。いったいどんなトレーニングが行われたのか? 肩のトレーニングに行き詰った人から、初心者~上級者までも見てほしい記事をご覧あれ!
取材・写真:月刊ボディビルディング編集部 大会写真:中島康介

3児のパパにして、日本のトップビルダー・加藤直之選手(左)と、今年の日本チャンピオン・ミライモンスター相澤隼人選手
マルモリ肩の作り方③ TECA マシンサイドレイズ
狙う部位:三角筋側部

三角筋側部狙いの種目はダンベルのサイドレイズとこちらのTECAのマシンを用いたサイドレイズの2種目である。ダンベルのサイドレイズの目的としては、三角筋側部の筋力と筋肥大をメインとしてい たが、マシンのサイドレイズでは主にパンプアップを目的として行っていく。通常、ダンベルやバーベルなどのフリーウエイトは重力運動の為、サイドレイズなどの種目では初動の位置(肩関節軽度外転位)では負荷が乗りづらい。そこで、軌道が決まっていて負荷が乗り続けるマシンのサイドレイズを行うことにより、フリーウエイトでは補えない初動の負荷を補うと共に、安定した軌道の中で三角筋側部のみを使いパンプアップさせて行く事が可能になる。
右手で行う時は右脚に重心をのせ、グリップは全体を握りながらも小指側を少し強めに握る。トップのポジションでしっかりとグ リップ握ることにより、収縮ポジションで負荷を逃さず受ける事ができる。片側で5セット行うが、5セット全てをドロップセットで行う。この日行った重量は100㎏から始め、60㎏まで10㎏刻みで行う5セットであった。テンポよく動作を行う中で、回数にこだわったり数えたりするようなことはせずに腕を動かせなくなったらそのセットが終了する。そして、セット終了から20秒ほどのインターバルをとった後に次のセットを開始する。種目自体はシンプルであったが、フリーウエイトで行った高重量のサイドレイズとの相性が非常に良く、三角筋側部を満遍なく刺激する事ができたと感じた。

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-ボディビル, 加藤直之, 相澤隼人, 月刊ボディビルディング, ミライモンスター
2019年の東京ボディビル選手権から始まり、ベテラン勢とも交え、日本最高峰の舞台で、その力を発揮する若き王者・相澤隼人選手。2年間のときを経て、大きく成長した姿とは。
取材・文:IM編集部 撮影:北岡一浩
――2019年の日本選手権が終わって、強化してきたポイントを教えてください。...
2019年8月25日、東京ボディビル選手権大会で19 歳・相澤隼人選手が史上最年少でミスター東京の称号を獲得した。そのインパクトはすさまじく、会場で観戦していたボディビル世界王者の鈴木雅選手は「久しぶりに興奮した」と、自身のSNS に投稿するほどだった。相澤選手はどのようにしてボディビル道...

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