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【人間の肩の筋肉は極めるとこうなる】日本屈指のパパマッチョが教えるカッコイイ身体を作るトレーニング法をミライモンスターが学んだ

マルモリ肩の作り方④ マシンリアレイズ

狙う部位:三角筋後部
肩の日の最後の種目は、マシンを用いたマシンリアレイズである。この種目では、三角筋後部のパンプアップをメインとして行って いく。第条件として、この種目では三角筋後部の可動域をフルに使うことが大切になる。通常であればバーを素直に握り、足裏をしっかりと地面につけてスタンディングの状態で行うか、シーテッドの姿勢で行うことが多いと考えられるが、加藤選手の場合は自身の身体の分析を行った上で種目のポイントを抑えていた。そのポイントは、身体を被せるように肩関節を軽く内旋させて行うこと、それと共につま先立ちで前に重心をかけることであった。
加藤選手自身、身体を開く動きが得意とのことであり、俗に言う普通のフォームで行うと、身体が開き背中へ刺激が逃げてしまうため、このようなテクニックを使うとのことであった。身体を軽く被せるように肩関節を内旋させ、バーを握ることにより、僧帽筋の関与が減り、三角筋後部への刺激をしっかりと受ける事ができる。また、つま先側に重心をかけることにより身体が開かず、テンポよく動作を行うことができた。この種目もセット数は5セット行うが、マシンサイドレイズ同様、5セットをドロップセットで行っていく。 セット間のインターバルは20秒ほどであり、後半に行くにつれて三角筋後部に焼けつくような痛みとものすごいパンプを感じる事ができた。1種目の時間が短いのに関わらず、強度はかなりのものであると体感した。

加藤直之(かとう・なおゆき)1981年生まれ、埼玉県出身。身長161㎝、体重69~71kg(オン)74~75kg(オフ)。トレーニング以外の趣味:子どもの寝顔を見ること。「親バカです(笑)」
主な戦績:
2005年千葉県ボディビル選手権優勝/2008年関東クラス別選手権75kg級優勝/2011年関東ボディビル選手権優勝/2012年ジャパンオープン選手権優勝/2013年日本選手権9位/2014年日本選手権11位、日本クラス別選手権70kg級優勝/2019年日本選手権3位、日本クラス別選手権70kg級3位、2021年日本クラス別選手権優勝、日本選手権4位、IFBB世界選手権40ー44歳80㎏以下級3位


相澤隼人(あいざわ・はやと)1999年10月21日生まれ、神奈川県相模原市出身。身長164㎝、体重75㎏(オン)85㎏(オフ)
トレーニングを先にしていた双子の兄の影響から12歳でトレーニングをはじめ、非常に向上心があり、勉強熱心な性格と成長期が重なったこともあり、すさまじいスピードで成長が進行している若手No.1選手。若手と言いながらも、ボディビル歴8年というから驚きだ。2021年日本選手権優勝の快挙達成。
主な戦績:
2015~2017年 全国高校生選手権優勝、2017年 日本ジュニア選手権優勝 世界ジュニア選手権75㎏級5位、2018年 全日本学生選手権優勝、2019年 東京選手権優勝 日本クラス別選手権70㎏級4位、全日本学生選手権優勝、日本選手権9位、2021年日本クラス別選手権80㎏以下級優勝、日本選手権優勝


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