コロナ禍でパワー競技をはじめた外資系IT企業の女性がトータル295kgを成功=11.28 マッスルゲートパワーコンテスト結果
11月27日(土)、28日(日)、新宿住友ビル三角広場で開催された「ゴールドジムマッスルスペシャルウィークエンド」。その西WESTエリアで行われた「マッスルゲートパワーコンテスト」。
2日目はBIG3チャレンジを実施。初めて挑戦する選手も出場しやすいように開始前に質疑応答の時間を設けるなど、初心者も安心して出場できる工夫がなされた。
また、初心者だけではなく、日本のトップクラスのパワーリフターもエントリーしていることも本大会の魅力である。この日最も重い重量を持ち上げたのは、国体チャンピオンの中島良介選手。トータル715kgを成功させ男子90kg以下級を制した。特にデッドリフト300kgを第2試技で成功させ、第3試技は惜しくも失敗となったが、観客の注目をこの日最も浴びていた。
また、男性だけではなく女性の活躍も目立った。女子60kg以下級を制した岡村真帆選手はトータル295kgを成功した。驚くのは岡本選手はこの競技をはじめて約1年しか経っていないということ。
「コロナ禍で何か目標をみつけて取り組みたくて、パワーリフティングをはじめました」
外資系IT企業で働きながら、パワーリフティング競技に打ち込むようになり、記録をどんどん伸ばした岡本選手。非公式ながら自己ベストを更新した。
「デッドリフトは130kgが自己ベストでしたが、会場の応援もあって140kgに挑戦して、初めての重さでしたが成功することができました」
自己ベスト更新の場としてもマッスルゲートパワーコンテストに出場してみるのもいいかもしれない。
(取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩)
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