コンテスト

【実践編】1日2万回の呼吸の質を高めたら、どんな変化が起きる?

前回の記事、『【解説編】1日2万回の呼吸の質を高めたら、どんな変化が起きる?』では、ピラティス・マスタートレーナー、菅原順二さんに、呼吸のしくみから、正しい呼吸方法について解説していただきました。
呼吸の質を高めることで、姿勢や体型の改善に繋がることが分かりました。

今回は「呼吸の質を高めるトレーニング」をフィットネストレーナーのShiecaさんと一緒に実践してみましょう!

ピラティス・マスタートレーナー、菅原順二さん直伝
呼吸の質を高めるトレーニング
「鼻と口、どちらから吸う?吐く?」「回数は?」などは気にせず、リラックスして「心地よい」と感じるまで行うのが呼吸トレーニングのコツです。

 

1.腹式呼吸(基本)

 

① 息をゆっくり吸いこみ、前面は肋骨の下から骨盤のラインの中まで、さらに脇、背中と腹部全体を360度、まんべんなく膨らませる
反り腰に注意。膨らみづらい部分に手を添えると意識を向けやすくなる。

② お腹がぺしゃんこになるまで、ゆっくり息を吐き切る

 

2.腹式呼吸(バリエーション)

腹式呼吸で余計な力みが入る人向け

①両足を台に乗せ、股関節を少し外旋させて足を開いた状態で行うと、よりリラックスできる。


② 腰の筋力が強く、反り腰になりがちなShiecaさんも、この姿勢で行なうと下腹部まで十分膨らませることができた。

 

3.胸式呼吸

肋骨をコントロールする感覚を掴む練習

ゆっくりと息を吸いこみ、肋骨を広げるイメージで胸部、脇、背中を膨らませる。
息を吐き切るときは肋骨をまっすぐ下げていく。
最初はパートナー、もしくは自分で肋骨を骨盤方向へ押し込み、それを押し戻すように膨らませていくと、肋骨をコントロールする感覚をイメージしやすい。

 

4.マッサージ

腹直筋などが強い人は、無意識に腹筋で肋骨を下げてしまい、正しい腹式呼吸も胸式腹筋もできづらい
筋力が強い部分、硬直している部分を強めにプッシュし十分にほぐしてやると、腹部や胸部が格段にコントロールしやすくなり、正しい呼吸もできるようになる。

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手