直野賀優選手のバキバキに割れた腹筋
トレーニングを継続していくと、いずれは身体に顕著な変化が見られなくなったり、使用重量も頭打ちになったりするものだ。そうした中、競技で活躍するトップ選手たちはどのようにして短期間で激変、ブラッシュアップしていったのか。ここではトップ選手が目指す「かっこいい身体」と「初・中級者へのアドバイス」を紹介する。（IRONMAN2020年10月号より）
取材：藤本かずまさ 撮影：中島康介
直野賀優選手
Q 目指している「かっこいい身体」とは？
「分かりません。ただ最近、加藤エドワード選手と寺島遼選手と田口純平選手の合トレの模様がSNSに上がっていて、嫉妬と羨望の感情があふれました。とにかく仕上がっていて丸くてでかい身体が大好きなんだと思います。自分の身体が丸くデカくなってくれたら、自分のことを好きになってあげたいですね」
Q 初・中級者へのアドバイス
「身体の構造を覚えることが近道だと思います。鍛えたい部位の筋肉の作用と、ターゲットの筋肉がまたぐ関節を覚えておくとトレーニングに関する思考がシンプルになるので、SNS映えするようなトリッキーなトレーニング種目よりクラシカルなトレーニング種目が好きになれると思います。オススメの映画があります。『PUMPING IRON』です。ボディビルと人間味を学ぶことができました。
