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バキバキな絞りを極める中年ダンサーが魅せた筋肉美

ラグーナ大会ではアクロバティックなポージングを披露し話題に

新興ボディコンテスト『Super Body Contest(SBC)FINAL』が2021年12月5日(日)、横浜・大さん橋ホールで開催され、男女のエントリー選手が2つのカテゴリー、全11クラスに分かれ競い合った。ここで紹介するのは、2021年度から新しく追加されたベストパフォーマンス賞(素晴らしいステージングを披露した選手に贈られる賞)の象徴ともいえる風間裕次郎選手。高校生の頃からブレイクダンスを始め、ダンサーとしてもコンテスターとしても周囲を魅了する風間選手に身体作りのこだわりを聞いていこう。

【写真】中年ダンサー風間選手の引き締まったバキバキ筋肉

――昨年のSBCのFINAL大会でのご活躍おめでとうございます。周囲の反応はいかがでしたか?
「喜んでくれていましたが、意外と周囲の反応はあっさりしています」

――風間選手がトレーニングを始めたきっかけはなんだったのでしょうか?
「高校性の頃ブレイクダンスを始めたことをきっかけに、腕の力や強い体幹を作るために自重トレーニングから始めました」

――そこからSBCの大会に出場を決めた理由は?
「トレンドというカテゴリーが自分にはぴったりだと思い、コンディションを見計らって7月の千葉に出場しようと思いました」

――年間のトレーニングメニューを教えてください。
「一回1~2時間のブレイクダンスの練習を週に3~4日行い、週に1、2日はジムで上半身を中心にトレーニングしています」

――トレーニングでこだわっていることはありますか?
「筋肉をつけすぎて身体が重くならないように気をつけております、関節の可動域を確保しつつ柔らかく靭やかな筋肉を意識して、ダンベル一つ使うにしても少々人とは違ったトレーニングをしております」

――年間の食事メニューは?
「食べすぎや飲み過ぎに注意し、脂っこいものが苦手なので脂質は控えめにしています。経験から白米を取ると身体が重たく感じてしまい、ほぼ白米は食べておりません。甘いものが好きなので間食でよく食べておりますが、頭の中でおおよそのカロリー計算をしながら気をつけながら取っています」

――コンディションを保つ秘訣は?
「起床後にストレッチや倒立をし、入浴後にもストレッチや倒立をほぼ毎日必ずしております。練習やトレーニングで身体に疲労がたまった時は近所の特定のスーパー銭湯に行き、ジェットバスで疲れた箇所を刺激し、サウナに入り温冷療法で血行を促し、常に良いコンディションを保つように心がけております」

――美しい身体を保つためのこだわりはありますか?
「美容に特にこだわりはありませんが、入浴後の化粧水や乳液(ドラッグストアで売っている一般的なもの)を欠かさず塗っております」

――優勝するために一番強化したことは?
「筋量やポージングで劣っていても、これ以上ないくらい絞り込む事を毎大会心がけております。絞りでは負けたくないなと思っております」

――これから筋トレを始める方々へのアドバイスはありますか?
「いきなり筋肉がつくことはありませんのでコツコツトレーニングすることが大事です。コツコツ自分と向き合う事で見えてくるものや筋肉以外にも得ることがたくさんあります。理想は高く設定することは良いことですが、一気にゴールを目指すのではなく少しずつ目の前の目標をおいてクリアしていけば必ず頂上に着けるはずです。筋トレは百利あって一害なしです!」

――チャンピオンとしての次の目標はなんでしょうか?
「SBC2021ファイナルでは2位でしたので、もちろん1位を獲るためにまた挑戦するかもしれませんが、普通じゃない中年ダンサーとしてダンスのイベントにも挑戦したいなとも思っております。次というより40歳まで必ずダンスは続けていきたいです」

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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