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ミセスコンテスト日本代表が37歳で筋トレに目覚めてビキニ競技で世界で活躍する選手に!

ビキニフィットネスにおいて世界で活躍する選手として名前の挙がる選手のひとり、長瀬陽子選手。鍛え上げた筋肉とともに女性らしいしなやかさを兼ね備え、ステージではひときわ華のある選手だ。そんな長瀬選手が筋トレに目覚めたきっかけは、1984年から始まった世界でも歴史あるミセスコンテスト『ミセス・ワールド』の存在だった。ここでは長瀬選手がなぜビキニ競技で世界に挑戦する存在になったのか、そして女性らしい身体を実現するためのコンディショニングの素晴らしさを教えてもらった。

取材・文:FITNESS LOVE編集部 大会写真:中島康介 写真提供:長瀬陽子

【写真】長瀬陽子選手のバックポーズを含む大会で披露した筋肉美とミセスコンテスト時代

長瀬陽子選手

ミセスコンテスト時代の長瀬陽子選手

ミセスコンテスト時代の長瀬陽子選手

私は『ミセス・ワールド』に憧れて、ミセスコンテストに出場するようになりました。そして世界大会に出場させていただき、2週間、世界35カ国のミセスたちとステージングのレッスンなどを受ける経験をさせていただきました。その際に、世界のミセスたちはフィットネスの道具を持参し、休憩時間なるとレギンスに履き替えて、筋トレをする姿を目の当たりにし、トレーニング経験ゼロだったのですが、37歳にして身体づくりに目覚めました。

早速帰国した私は、すぐにゴールドジム原宿東京に通い始めました。いわゆる普通のフィットネスクラブではなく、ゴールドジム原宿東京を選びました。ゴールドジムの、特に原宿東京店のインターナショナルな雰囲気に惹かれましたんですね。

まずは世界のミセスたちに追いつくために、お尻の曲線や、痩せても胸の胸郭が美しく盛り上がるようにと鍛え始めました。今思うと、すごく偶然なんですけど、ゴールドジムで初めに、私の初心者講習を担当して下さったのが、2019年日本女子フィジーク選手権で優勝された髙原佐知子さんだったんです。とにかく髙原さんがかっこよくて、まるでアニキのような存在でした(笑)。だから教わるがままにトレーニングにはまっていきました。

次第に、ベストボディ・ジャパンに挑戦するようになり、そこでも主婦の方が2年連続優勝されている姿をみて、同じ主婦の私もコンテストで活躍したいという思いを募らせていきました。さらにビキニフィットネスに出会い、本格的に鍛えるため、『Woman's SHAPE』に掲載されていたお尻のトレーニングの記事で知った、天童愛ゆ美先生にパーソナルトレーニングを依頼し、ビキニ競技に挑戦しました。

現在のトレーニングのこだわりは、コンディショニングと同時進行で必ず行うことです。筋肉量だけでは男性的な身体付きになってしまうため、コンディショニングを必ず並行して行い、女性らしい、しなやかさを身に付けるように心掛けています。具体的にはピラティスや柔軟教室に通うこと、鍼治療で固まった筋肉を解して可動域を広げることなどを習慣的に行っています。トレーニングでの可動域もそうですが、ポージング練習ではそういったコンディショニングの重要性を実感します。男性の方にもおすすめです。

今年の大会での目標は2018年、2019年、2021年と国内3連覇を達成できているので、次は世界マスターズ選手権での金メダルを狙っています。

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