昨年8月8日(日)、東京・北とぴあで開催されたJAPAN OPEN選手権クラシックフィジーク。この大会のクラシックフィジーク168cm以下級初代王者に輝いたのが野中直紀選手だ。2021年東京クラス別ボディビル選手権2位と、ボディビルでも活躍する。ここでは野中選手にトレーニングを始めたきっかけや、トレーニングのこだわりついて尋ねた。
取材:FITNESS LOVE編集部 大会写真:中島康介
野中直紀選手
ーートレーニングを始めたきっかけを教えてください。
高校のときに部活の補強で始めました。最初は高校にあったバーベルを使ったり、たまに市営の体育館のジムに行ってました。大学に入ったころからゴールドジムに入会し、本格的に始めた感じです。
ーー現在のトレーニングの分割を教えてください。
「6分割でオフは特に決めてないですが、最低でも3日トレーニングしたら1日は休みます。あとは疲労や仕事などのスケジュールを見ながらトレーニングするか決めていく感じです」
■野中直紀選手の分割
1 胸中部、下部、肩サイド
2 背中下部、三頭筋
3 脚
4 胸上部、肩フロント、二頭筋
5 背中上部、肩リア
6 脚
※3と6の脚は多少種目を変える
ーートレーニングでこだわっていることは何ですか?
「ターゲットになる筋肉に負荷がかかるフォームで、なるべく重量を伸ばしていくこと。種目や、セットによって高回数、低回数、中回数と分けるのですが、それぞれ重量を伸ばしていくという感じです。あとは怪我をしたくないのでウォーミングアップや、ストレッチは丁寧にやるようにします」
ーーなぜボディビルカテゴリーを選んだのですか?
「ジムでトレーニングしているときに同じジムにいたボディビルダーの方がら大会を勧められたのがきっかけで、ボディビルを始めました。また元々ボディビル系の競技の芸術的なポージングや表現が好きだったので、その部分により重点が置かれているクラシックフィジークにも挑戦しました」
ーー好きもしくは得意なポージングはありますか?
「基本的には何でも好きですが、少し捻ったダブルバイセップス、サイドバックです」
ーー今年の目標を教えてください。
「東京クラス別優勝、クラシックフィジークは優勝もしたいですが、もっとクラシックフィジークらしい表現ができるよう頑張りたいです」
ーーその先の目標はどんな感じでしょうか?
「東京選手権やジャパンオープンでの上位入賞、いつかは日本選手権にも出場してみたいです」