子育てをながらもビキニアスリートとして、全日本の舞台で活躍する堀田ひろみ選手。その洗礼された筋肉美はトレーニングのこだわりによって培われた。産後太りがきっかけにダイエットを始めた彼女が広めたいのは、ママになっても挑戦できるフィットネスの魅力だった。
取材:FITNESS LOVE編集部 大会写真:寺井義忠 写真提供:堀田ひろみ
堀田ひろみ選手
ーートレーニングをはじめた理由を教えてください。
「産後ダイエットのために、初めは県営のジムに週2回ほど通っていました。そこから、本格的にトレーニングをしたくてゴールドジムに入会しました」
ーー現在のトレーニングの分割
「胸、肩、脚、背中の3分割で、脚は四頭の日とハムとお尻の日で分けています」
ーートレーニングでこだわっていることは何ですか?
「トレーニングはベーシックなものをコツコツやり続けています。胸肩はベンチプレス、スミスマシンショルダープレス、サイドレイズ、リアデルトフライ。脚ならスクワット、レッグプレス、レッグエクステンション。背中ならチンニング、シーテッドローイング、ワンハンドロウイングなどです。私は、腰と膝が痛くなることが多いので、負担にならないように自分に合ったメニューを選んでいます」
ーーほかに大切にしていることはありますか?
「トレーニングを続ける上で大切にしているのは、家族・仕事・トレーニングのバランスを保つことです。自分が好きなトレーニングができる環境、支えてくれる娘、応援してくれる方に感謝しながら日々のトレーニングを続けています」
ーーなぜその競技を選んだのしょうか?
「産後ダイエットでトレーニングをしていたときに、ビキニフィットネスの競技を知りました。目標があった方がトレーニングも続けられると思い挑戦しました」
ーー好きなポージングはありますか?
「正直、ポージングは苦手なので、好きなポージングはありません(笑)。苦手を克服出来るよう努力しています」
ーー今年の目標を教えてください。
「今年から35歳以上は、オールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップスと新たな大会として開催となります。まずは優勝が目標です」
ーー今後の目標についてはいかがですか。
「選手としてはいつか海外の大会に出たいと思っています。そして自分が好きなトレーニングを通して、いくつになっても、ママになっても挑戦したり、好きなことに打ち込めたり、フィットネスの楽しさや魅力を伝えたいと思っています。
コンテスト関連の記事
昨年のオールジャパン選手権ビキニフィットネスでは、女王安井友梨が6連覇を達成。また、ダンシあずさ、小谷野彩香など、グランドチャンピオンシップスのトップ3たちが女王に君臨するなど、その勢いは決して収まることはない。
そんな中、昨年初めてオールジャパンにて優勝を果たし、世界選手権にま...
2019・2021年オールジャパン選手権ビキニフィットネス35歳未満158cm以下級2連覇女王の小谷野彩香選手。その洗礼された筋肉美をつくりあげようと思ったきっかけ、そして現在のトレーニングについて尋ねた。
取材:FITNESS LOVE編集部 大会写真:中島康介 写真提供:小谷野彩...

