2015年よりボディフィットネス競技を開始した、今や大きな筋肉とポージングセンスを持つ中島千春。今年はフリーポーズや多くの規定ポーズなででステージを争う女子フィジークへの転向を自身のInstagramで発表しているが、中島がそもそも、トレーニングを始めたきっかけや、自身のトレーニングについてインタビューした。
取材:FITNESS LOVE編集部
「バルクある筋肉美の追求をしたくなった」
ーー中島選手がトレーニングをはじめたきっかけは?
中島 主人に健康作りのためのジム通いを誘われ、2012年くらいから市営ジムに通い始めました。始めた当初はベンチプレスを主に行い、重量にこだわって挙げるためのトレーニングに取り組んでいました。
ーーそこから現在のトレーニングはどのようなものになったのでしょうか。
中島 脚・臀部、胸・肩前、背中・肩後、腕・臀部・カーフ、肩、腹筋はやれるときに行っています。
ーートレーニングでこだわっていることを教えてください。
中島 常に刺激を変えること。これは多数のトレーニング種目をA〜Dのプログラムで毎週違うメニュー、時期に合わせて重量のパーセンテージを変えることです。また、正しい重量設定で行います。経験から作り出した計算方式で出す、重量設定になります。最後は、意識する部位に対してのマッスルコントロールを大事にしています。また、これは全て近藤(一隆)式ピリオダイゼーションにより行っています。
ーーなぜボディフィットネスという競技を選んだのでしょうか。
中島 2015〜2021年までボディフィットネスに出場していました。理由は、丸みのある筋肉美に憧れたから。そして今年は、カテゴリーを変え女子フィジークに転向します。選んだ理由は、バルクのある筋肉美の追求をしたくなったからです。
ーーずばり、今年の目標は?
中島 初めての挑戦ですが、理想のフィジーク像(仕上げてても女性らしい丸みのある筋肉)でステージにあがること。カテゴリーを変更しても『日本一』にこだわっていきたいと思っています。そして今後は、世界選手権に出場してメダルを獲得したいです。